手術後準強制わいせつ事件 差し戻し裁判で乳腺外科医に無罪判決 東京高裁
3月12日
朝日新聞によると、女性患者の胸を手術後に舐めたとして準強制わいせつ罪に問われた乳腺外科医(49)に対し、東京高裁は12日、無罪判決を言い渡し、検察側の控訴を棄却した。
2016年、関根被告は東京都内で胸の腫瘍摘出手術を担当し、麻酔で意識が朦朧とした女性へのわいせつ行為で起訴された。一審の東京地裁は、女性が「せん妄」による幻覚を見た可能性や、DNA型が唾液の飛沫で付着した可能性を指摘し無罪としたが、2020年の東京高裁は有罪判決を下した。
しかし2022年、最高裁は高裁判決を破棄し、DNA鑑定の信頼性と証言の信用性を再審理するよう指示。溶液の一部を使って鑑定をしたが、残りは廃棄しており、再鑑定ができない状態だった。鑑定記録には消しゴムで修正された箇所が9カ所あるなど不審点も多く、高裁は最終的に一審の無罪判決を支持した。

ネットの声
• 「医師のキャリアを返せ!」
• 「警察の捜査が杜撰だったにもかかわらず、なぜ検察は起訴を強行したのか。メディアはその点を検証すべきだ。」
• 「無罪判決は当たり前だが、そもそも一度でも有罪判決が出たこと自体が問題。裁判所内部での再調査が必要ではないか?」
• 「高裁で実刑判決を出した裁判長は、現在は上智大学の教員らしい。責任を取るべきでは?」

• 「今回の報道に関わった各社は、取材過程と報道内容をしっかり検証し、結果を公開すべきだ。反省点があれば今後の報道に反映させる責任がある。」
• 「無罪判決が出たのは良かったが、警察の捜査は杜撰としか言えない。検察がなぜ起訴に踏み切ったのか理解に苦しむ。」
• 「最初にこの件が報じられたときから、医療関係者の多くは“無罪に決まってる”と言っていた。巻き込まれた医師が気の毒すぎる。」
• 「再鑑定できず、記録も消しゴムで修正。これが“お花畑司法”のレベルか。」
• 「警察の捏造だとはっきり言えばいいのに。今回の判決は当然だ。」
• 「消しゴムでの記録修正に疑念を持たなかった高裁の判断は不可解。杜撰な捜査にもっと厳しく向き合うべきだった。」
参考記事

