イーロン・マスク氏「AIが人類を極度の繁栄の時代へと導く確率は80〜90%だ」
「10年以内に、AIはおそらく人間よりもあらゆる認知的作業をうまくこなせるようになる。現在の進化のスピードを考えれば、AIは最も知能の高い人間よりも賢くなるだろう。
また、数十億台のヒューマノイドロボットが存在することになる。すべての車が自動運転になり、商品やサービスのコストはほぼゼロに近づく。
Elon Musk: There’s an 80%-90% chance AI will usher humanity into a phase of extreme prosperity.
“In 10 years, AI can probably do almost anything better than a human cognitively. Based on the current rate of improvement, AI will be smarter than the smartest human.
There will… pic.twitter.com/TuTvP19Qow
— ELON CLIPS (@ElonClipsX) March 18, 2025

「10年後には、おそらくAIは認知的な面で人間よりもあらゆることをうまくこなせるようになるだろう。現在の進化のスピードを考えれば、AIは最も知能の高い人間よりも賢くなると思う。
・また、大量のロボットが登場する。ところで、君のロボットが映画『アイ, ロボット』に出てくる不気味なロボットに似ているのは意図的なのか?
「いや、特に過去のロボットを参考にしたわけではない。デザインは今後も改良を重ねていくし、ロボットの外観部分は取り外し可能になる。ユーザーが好きなように外装をカスタマイズできるようになるよ。最終的には数十億台のヒューマノイドロボットが存在することになる。10年以内にすべての車が自動運転になり、10年後には走行距離の90%が自動運転になるだろう。5年後にはすでに50%の走行距離が自動運転になっている可能性が高い」

・AIが人間よりも賢くなれば、仕事はどうなるのか?
「多くの人が心配するのは、AIによって多くの仕事が奪われることだろう。だが、物やサービスのコストはほぼゼロになるため、生活に困ることはない」
・なぜAIの時代では物やサービスが無料に近づくのか?
「なぜなら、数百億台のロボットがあらゆるものを生産し、どんなサービスでも提供できるようになるからだ。これは生活水準が低下するのではなく、むしろ大幅に向上することを意味する」

・では、最大の課題は何か?
「最大の課題は、「人々がどのように充実感や人生の意味を見出すか」だ」
・AIの黙示録的なシナリオはどれくらい現実的か?
「AIによる人類の破滅が起こる確率は、5〜10年以内に20%、もしくは10%程度かもしれない。しかし、こう考えることもできる。『グラスの80〜90%は満たされている』——つまり、80%の確率で人類は極度の繁栄を迎えるということだ。」

参考記事

