コロナワクチン接種後に心臓に損傷を受けた若者は、長期的な健康問題に直面する可能性：高麗大学の研究が警鐘
韓国の研究チームによる新たな研究で、新型コロナのmRNA「ワクチン」接種後に心筋炎や心膜炎を発症した子供や若者が、長期的あるいは生涯にわたる健康問題に直面している可能性があることが明らかになった。
この研究は、高麗大学医学部小児科のユンソン・ユン教授を中心としたチームが、韓国疾病予防管理庁（KDCA）と共同で実施したもので、欧州心血管看護学雑誌（European Journal of Cardiovascular Nursing）に掲載された。
心筋炎および心膜炎は、心臓とその周囲組織の炎症であり、心臓のポンプ機能を低下させる。これにより心停止、脳卒中、血栓、そして最悪の場合は突然死に至る恐れもある。ただし、多くのケースは無症状であるため、発見された時にはすでに手遅れとなることも少なくない。
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これらの症状は、新型コロナmRNA「ワクチン」の既知の副作用である。
研究チームは、新型コロナmRNAワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を発症した青少年45人を対象に調査を実施し、長期的な身体・精神面の健康被害が確認されたと発表した。調査では、健康関連QOL（HRQoL）の低下、うつ症状の増加（44.4%）、不安感の上昇（51.1%）などが報告された。
この研究結果は、「mRNAワクチン後の心筋炎・心膜炎は一過性ではなく、青少年の生活の質に深刻な影響を与える」という説得力ある証拠を提示している。
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