コメの高騰「自民党の2枚舌」が原因だった!日本の農家を騙し続け、消費者を叩く農水省の大問題
3月27日
2024年夏、日本では「令和のコメ騒動」とも呼ばれるコメ不足と価格高騰が発生した。農林水産省は「新米が出回れば価格は落ち着く」と説明しつつ、政府備蓄米の放出を決定したが、背景には単なる流通の問題では済まされない複合的な要因があると指摘されている。
まず、農水省は「供給不足ではなく、通常の流通ルートに米が集まっておらず、在庫が分散しているため流通が滞っている」との見解を示した。しかし、この説明では以下のような現実を説明しきれない。
1. コメの価格は前年比で最大73%の高騰を記録しており、単なる流通の滞りだけでは説明がつかない。
2. 集荷量は減っている一方で、流通業者による販売量は前年より増加しており、「滞留」説と矛盾している。
3. 肥料や光熱費の高騰により、農家の生産コストが大幅に増加。これが価格上昇の直接要因となっている。
4. 倉庫保管料、輸送費、人件費などの流通コストも上昇しており、価格転嫁は避けられない状況である。

そもそも、過去に約50年にわたって続いた「減反政策」が農業の自由な発展を妨げ、農家の意欲を削ぎ、構造的に競争力を低下させた。政府は「米を作らなければ補助金を出す」という制度を長年続けてきた結果、日本の米農業は補助金依存体質に陥り、高齢化・後継者不足といった問題が深刻化している。
また、日本産米は国際的に高品質なブランドとして評価されながらも、農水省は長年、輸出支援に極めて消極的であり、ポテンシャルを活かしきれていない。こうした背景のもとで実施された「備蓄米の放出」も、根本的な農政改革にはつながらず、短期的な印象操作に過ぎない。
石破政権の対応も、他人には厳しく自分には甘い「二枚舌・三枚舌」ぶりが露呈している。備蓄米放出という一見「対策」を装った対応の裏で、肝心の農政の構造的な見直しは後回しにされている。結果として、自民党と農水省は長年の政策的失敗から責任を逃れようとしている。ソース(MINKABU)

ネットの声
米農家の平均年齢70歳。リタイア目前なのに、政府は輸出に夢中で輸入も増やそうとしてる。このままじゃ食料外交の奴隷コース一直線。
離農が進み田んぼは空き地だらけ。でも米は高すぎて主食として成り立たない。米作りがギャンブル扱いされる時代、誰が作るんだよ。
去年「新米出たら大丈夫」って放置して米騒動。今年もまた備蓄頼み。農水省と大臣、記憶力も対応力もレガシーOSかよ。
カリフォルニアのスーパーには日本米が山積みで、時給と同じ値段。国内は高騰と品薄。政府、どっち向いて政治してんの?
備蓄米の放出って“市場安定”のためじゃないの? なんで最高値で入札させてるの? まさか農水省が米で稼ごうとしてんのか?
赤字で米作ってる農家が「もう無理」って去ってく。肥料も燃料も爆上がりで、買取価格だけは低空飛行継続。そりゃやめるだろ。
農家を公務員にして年収600万で雇えば地方も活性化するし若者も来る。役所の事務減らしてその分農業に人回せよ。本気の国策ってそういうもんじゃない?
長年パン推し政策してきたツケが今。円安でパン高すぎ→結局みんな米に戻る→でも米足りない。つまり国民が貧しくなってる証拠。
去年は14万トンでも足りなかったのに、今年は7万トンの備蓄米放出で足りるわけがない。もう「対策してます」ポーズすら雑。
農家がJA通さず直販に動いてるから、農水省は在庫がどこにあるか把握できてない。米政策が迷子とか、笑えない話だよ。

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