「習近平は、関税交渉のためにトランプ大統領のもとにすり寄って戻ってくるだろう」:FOX(動画)
パトリック・ベット・デイビッド(米国人起業家・投資家・インフルエンサー)「習近平国家主席は、関税交渉のためにドナルド・トランプ大統領のもとにすり寄って戻ってくるだろう」
トランプの交渉手法を「荒療治だが本質的」「アメリカ国民の利益にかなう」と全面的に肯定し、現在の関税戦略も中間選挙を見据えた適切なタイミングだと評価
PRIMETIME EXCLUSIVE: @PatrickBetDavid predicts President Xi will come crawling back to @realDonaldTrump to negotiate a tariff deal. pic.twitter.com/7VJRvtfGw8
— Jesse Watters (@JesseBWatters) April 8, 2025

「パニックか?」と聞かれたら、いや、むしろ嬉しいよ。トランプ大統領がかつての約束をちゃんと実行に移してるんだから。人々は気づかないといけない。彼は1988年にオプラ・ウィンフリーの番組でも、アメリカが国民のためにちゃんと交渉していないって言ってたんだ。もう37年も前から言ってるんだよ。
彼がキャンペーン中に何度も言ってた一番好きな言葉は「関税」だった。だから今の状況に驚いてる人たちは、一歩引いて冷静になるべきだ。
例を挙げると、1996年にナンシー・ペロシが中国との不公平な関税に抗議してた演説があった。中国はアメリカに35%の関税をかけてるのに、アメリカは2%しか取ってない。しかも中国側の雇用は1,000万人、アメリカ側は17万件だけ。彼女の主張は正しかったけど、それを実行に移せる人間がいなかった。それをできるのがトランプだったんだ。

俺が一番注目してるのは、中国との交渉がどうなるかってこと。たぶん、彼らもそろそろ「取引をしよう」と扉を叩いてくると思う。でもそれがいつになるかはわからない。
「一国ずつ順番にやるんじゃなくて、世界全体に一気に仕掛けるのは正しいのか?」って?私は正しいと思うね。一斉に仕掛けてこそ、他国に“競争心”と“緊張感”が生まれる。そうしないとスローダウンしてしまう。しかも中間選挙が近い。ゆっくりやってたら、結果が出る前に政治的に負けてしまう。
この交渉は泥臭くて、醜くて、痛みを伴うだろう。でもその先に新しいスタンダードが生まれるなら、それはアメリカ国民にとってプラスだ。

もちろん他国も「トランプには時間的制限がある」と知っていて、のらりくらり待っているかもしれない。でも、こっちには色んな“切り札”がある。関税はまだ始まりにすぎない。仮に中国が対抗してきたら、軍事面──たとえば防衛協定や武器輸出の見直しなど──も視野に入るかもしれない。
もし自分が日本と交渉するなら、「米軍基地を長年置いてやってるが、我々は1兆ドルの負担をしている。これを見直すかもしれないぞ」と言う。すべての交渉カードは、アメリカ側にあるんだ。
個人的に注目しているのは、パナマ運河の2つの港をめぐるCK Hutchinsonとの交渉だ。ここがうまくまとまれば、トランプは『アート・オブ・ザ・ディール2』を書かなきゃいけなくなるかもしれない。TikTokの交渉もあるし、大きな絵が動いている。

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