【話題】関税のランウェイ動画がXで拡散 「日本の首相」認識されず、登場したのは岸田ポイ人
4月9日
2025年4月9日午前9時現在、X上で「Runway of Tariffs(関税の滑走路)」と題された動画が大きな話題を呼び、インプレッション数は約500万回。
動画の製作者は「1日で制作した」と述べており、紹介文では「世界貿易が、これほどスタイリッシュに見えたことはない」と自信をのぞかせている。
この動画は、トランプ大統領が各国に課した関税をテーマに、各国首脳が関税をモチーフとした衣装をまとい、ランウェイを歩くという構成となっている。演出や映像の完成度が高く、多くのユーザーが「爆笑した」「皮肉が効いている」と反応している。
しかし、各国首脳が正しく現職の人物が描かれている中、動画中に登場した「日本の首相」は、現職の石破茂首相ではなく「岸田文雄ぽい人」だった。さらに、この動画の約900リプライには「日本の総理は岸田ではない」とのコメントはたった1つだけ。

この事実は、海外の制作者や一般ユーザーの間で、現在の日本の首相が誰であるかが認識されていないことを浮き彫りにした。
トランプ大統領の盟友であった安倍晋三元首相は、かつてアメリカ国内でも広く知られ、高い人気を誇っていた。それに比べ、石破政権下の日本の存在感は希薄であり、アメリカ人の多くはその名前さえ知らないのが現状だ。
今回の「関税の滑走路」は、AI技術を活用した映像作品としての注目とともに、国際社会における日本の存在感の低下を示唆する象徴的な一幕ともなった。

各国首脳が関税をモチーフとした衣装をまとい、ランウェイを歩く。岸田ポイ人が登場するのは35秒過ぎ。
Runway of Tariffs
Made in a single day using:
Images – GPT-4o Image Gen
Video – @LumaLabsAIGlobal trade has never looked this good. pic.twitter.com/BhlF3W0TBk
— InterdimensionalTV (@n_reruns) April 7, 2025

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