ギャバード国家情報長官、多くの謎があるR・F・ケネディとキング牧師暗殺事件のファイルを「数日以内に公開する」
マーティン・ルーサー・キングJr.(キング牧師)暗殺事件:1968年4月4日、テネシー州メンフィスで発生した。黒人差別撤廃と非暴力主義を訴えた公民権運動の指導者であり、ノーベル平和賞受賞者でもあったキング牧師は、黒人清掃労働者のストライキ支援のため現地を訪れていた。
午後6時1分頃、宿泊先ロレイン・モーテルのバルコニーに立ったところを狙撃され、首に銃弾を受け死亡した。享年39歳。犯人とされたのは白人男性ジェームズ・アール・レイであり、国外逃亡後に逮捕され終身刑となったが、その後「自分ははめられた」と主張した。
事件にはFBIやCIAの関与、右派団体の陰謀など多くの疑惑が存在する。FBIは当時キング牧師を国家の脅威とみなし、長年にわたり監視していたことが判明している。遺族も単独犯行説に疑問を持ち、再調査を求めてきた。特に息子のデクスター・キング氏は、レイ本人と面会し、彼の無実の訴えに理解を示したことが話題となった。

ロバート・F・ケネディ(RFK)暗殺事件:1968年6月5日、カリフォルニア州ロサンゼルスのアンバサダーホテルで発生した。RFKは大統領選の民主党最有力候補としてカリフォルニア州予備選挙で勝利し、支持者に演説した直後、ホテルの厨房通路で銃撃を受け、翌日死亡した。享年42歳。
犯人とされたのは、パレスチナ系移民のサーハン・サーハンで、RFKのイスラエル支持発言に怒りを抱いていたとされる。彼はその場で逮捕され、死刑判決を受けたが後に終身刑となり、現在も服役中である。
しかし、この事件は当初から多くの疑惑が存在している。使用された銃は最大8発までしか撃てないにもかかわらず、現場ではそれ以上の弾痕が確認されたとされ、RFKは背後から至近距離で撃たれたにもかかわらず、サーハンは正面から発砲したとされる。共犯者の存在やCIA・FBIなど国家機関の関与を疑う陰謀論も根強い。犯人とされたサーハン自身も「催眠状態で操られていた」と主張している。近年、RFKの息子RFK Jr.は再調査と未公開資料の公開を求めている。

トゥルシー・ギャバード国家情報長官が、RFKとMLK Jr.の暗殺に関するファイルを「数日以内に公開する用意がある」と発表した。
.@DNIGabbard says the documents related to the assassinations of Senator Robert F. Kennedy and Rev. Dr. Martin Luther King, Jr., will be “ready to release here within the next few days” pic.twitter.com/f1PpFDBfFO
— Rapid Response 47 (@RapidResponse47) April 10, 2025

最後にですが、私たちはここ数日、100人以上のスタッフを24時間体制で動員して、ロバート・F・ケネディ上院議員(RFK)の暗殺事件と、マーティン・ルーサー・キングJr.の暗殺事件に関する紙の資料をスキャンしています。
これらの資料は何十年もの間、箱に入れられ倉庫に保管されていて、一度もスキャンされたことも、誰かの目に触れたこともありませんでした。これらを数日以内に公開できる準備が整う予定です。
(トランプ大統領)それは素晴らしい。ボビー(RFKジュニア)、それについてどう感じますか?
(RFKジュニア)本当に感謝しています。これは私にとって非常に身近な話です。その発言を聞いて、私の父ボビー(RFK)のことを思い出しました。心から感謝します。

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