衝撃:ザッカーバーグは中国共産党と結託して検閲を行なっていた:FBの幹部が上院で証言
ジョシュ・ホーリー議員「「結局、ザッカーバーグ氏とFacebookにとっては、最初から利益と権力の確保が全てだったということだ。中国政府のために検閲ツールを提供し、反体制的な声を封じ込めることにも積極的に関与してきた。こうした『検閲カルテル』は、今もなお健在であり、極めて深刻な問題だ」 (@HawleyMO)
So, it’s always been about profit and power for Zuckerberg & Facebook
They were happy to censor on behalf of China AND shut down dissidents
Their censorship cartel’s alive and well pic.twitter.com/bllzO3zT3F
— Josh Hawley (@HawleyMO) April 9, 2025

では、Metaが「利益」と「権力」のためにどこまでやってきたのか、具体的に話しましょう。あなたは先ほど、Metaの不誠実さは「アメリカの根本的価値観への裏切り」から始まったと述べました。そして、マーク・ザッカーバーグ氏は自らを「言論の自由の擁護者」だと公言しているとも指摘しました。
確かに、ザッカーバーグ氏はアメリカのメディアでは「言論の自由」について盛んに語っています。ホワイトハウスに行けば、「Facebookは検閲しない」「全ての人々の権利を守る」と強調しています。あなたはマーク・ザッカーバーグ氏が中国政府のために検閲を行った事例を知っていますか?
ウィン・ウィリアムズ氏:はい、委員長。いくつか具体的な事例について説明します。
2017年、中国の民主活動家・郭文貴(Guo Wengui)氏のFacebookアカウントが突然シャットダウンされました。当時Facebookは「一時的な不具合だった」と説明しましたが、あなたの知る限りこれは事実ですか?

ウィン・ウィリアムズ氏:いいえ、上院議員。
実際には、Facebookは中国共産党からの圧力を受けて、この民主活動家のページを削除しました。しかも、その時この人物はアメリカ国内に滞在していたのです。
Facebookが中国政府の要求でアメリカ国内の人物のアカウントを削除した、これは事実ですか?
ウィン・ウィリアムズ氏:はい、事実です。
ここにその証拠となる文書があります。これは、中国共産党の関係者である趙氏(Mr. Chao)との会議後にFacebook側が作成した議事メモです。

この文書によれば、趙氏はFacebookに対し「郭文貴のFacebookページに対処してほしい」と要請しています。また、趙氏は「中国国内でFacebookを使えるようにしたいが、反対する勢力もいる」と述べています。その上で、Facebook側は「このような状況で我々が中国の利益に対応できることを示すために、さらに何らかの対応を取る必要がある」と内部で議論しています。
その具体案として、「何もしない」「何かできると伝える」「期待以上のことをする」の3つの選択肢が挙げられ、「中国共産党に対して何ができるのか返答する必要がある」とまとめられています。
つまりここには、中国共産党の高官とFacebookの間で直接やり取りが行われ、Facebookが中国政府の意向に沿って動こうとしていた証拠が示されているのです。

これがその証拠だ。元Facebook(現Meta)の社員がはっきり証言している——Metaは中国にユーザーデータを保管し、中国政府にそのデータへのアクセスを許可する用意があった。アメリカ国民の個人情報やユーザーデータなんてどうでもいいという姿勢だ。 Metaにとって重要なのは、いつだって「利益」と「権力」だけなのだ。(@HawleyMO)
And here you have it, straight from a former Facebook employee . . .
Meta was willing to store data in China & give the Chinese government access to it
To hell with Americans’ user data and personal information
It’s always been profit & power for Meta pic.twitter.com/zgd4f3LQ7a
— Josh Hawley (@HawleyMO) April 9, 2025

では、ここをはっきりさせておきたいのですが――この文書によると、Facebookは中国にデータセンターを建設し、中国ユーザーのデータを中国政府がアクセスできる形で保管することを検討していた。これは事実ですね?
ウィン・ウィリアムズ氏:はい、その通りです。
そして、そのデータが中国に保存されるということは、アメリカ人ユーザーが中国のFacebookユーザーとメッセージをやり取りした場合、そのアメリカ人側のデータも中国政府が取得できる可能性がある。これは正しい理解ですか?
ウィン・ウィリアムズ氏:はい、中国国内のサーバー(POPサーバー)を経由することで、その可能性は十分にあります。

そしてFacebookは、そのリスクを承知の上で、それを受け入れようとしていたわけですね?
ウィン・ウィリアムズ氏:はい、その点については社内で多くの議論がありましたが、最終的にはその方針で進めようとしていました。
これは本当に衝撃的です。Facebookは長年、「プライバシーを守る」「言論の自由を守る」とアメリカ国内で説明してきましたが、実際にはまったく逆のことをやろうとしていた。
中国で利益を得るためなら、中国にデータセンターを建て、中国政府にデータへのアクセス権を与え、結果としてアメリカ人ユーザーの個人情報が漏洩する可能性も承知で、それを受け入れる。
利益のためなら、Facebookがやらないことはほとんど無かった――そういう姿勢だったということです。

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