Facebookは、女性や子供などが精神的に不安定な状態にある時を狙って、広告を売り込んでいた:FB元幹部が暴露
Metaが実際にやっていたのは、妊婦などの弱い立場のユーザーを狙って、不安をあおる広告を流すことだったと判明した。これを「道徳的に終わってる」と言わずして、何と言えばいいのか。
Turns out Meta was targeting vulnerable users—like expectant mothers—with distressing ads
If that doesn’t spell morally bankrupt, then I don’t know what does pic.twitter.com/zBqCoDXQ2Y
— Josh Hawley (@HawleyMO) April 9, 2025

ジョシュ・ホーリー議員:もうひとつ、別の重要なテーマについて質問させてください。先ほどブラックバーン上院議員とのやり取りの中でも触れられていましたが、Facebookが行っていたリサーチや、どのような広告を販売しようとしていたかという点についてです。
私が特に注目しているのは、Facebookという企業とその経営陣の「道徳的破綻」が、もはや中国に関する問題だけにとどまらないということです。
この会社はアメリカ議会に対しても、国民に対しても平気で嘘をついてきました。その証拠となる文書も山ほどあります。そしてアメリカ国民の個人データを中国政府に差し出す用意まであった。

しかし、さらに驚くべきことに、Facebookはアメリカ国内で、特にティーンエイジャーや子供たち、そして妊婦などの弱い立場の人々が精神的に不安定な状態にある時を狙って、そこから利益を上げようとしていたのです。
これはFacebook内部のチャット記録ですが、あるポリシーディレクターがこう尋ねています。「本当にFacebookは若い母親たちの感情状態についてリサーチをしているのですか? 他にもそうしたリサーチがあるのですか?」
その質問に対して、「はい、リサーチテーマのリストを見たところ、若い母親とその感情状態に関するものが含まれていました」と答えている。
さらに別の担当者はこう言っている。「この件について、道徳的に破綻した同僚たちに、他にも何か知っていることがあるか聞いてみようかと考えています。」

つまりこれは、Facebookが精神的に不安定な状態にある人々、例えば若い母親やティーンエイジャーをターゲットに、広告を売り込むプログラムを行っていた、ということですね?
ウィン・ウィリアムズ氏:その理解で間違いありません、上院議員。
特にティーンエイジャーの少女たちが、自撮り写真(セルフィー)を削除したり、自分に自信を失ったりしているタイミングを察知し、Facebookは「これは素晴らしいビジネスチャンスだ、広告主に売れるぞ」と考えていたのだ。
そして同様に、精神的に不安定な状況にある若い母親たちも、そのターゲットに含まれていた。

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