日本保守党・百田尚樹代表 広島での初街頭演説 「日本を豊かに、強く」 -30年間の衰退に怒り
4月12日
日本保守党は広島市内で初めての街頭演説を実施し、代表の百田尚樹氏が登壇した。百田氏は、冒頭から「我々は日本を豊かに、強くするためにこの党を立ち上げた」と訴え、現在の政治と経済の状況を厳しく批判した。
百田氏は「この30年間、日本はひたすら貧しく、弱くされてきた」と述べ、その原因は国民ではなく、政府と政治家にあると断じた。特にサラリーマンの平均給与がほとんど上がっていない現状を挙げ、「世界の他国はこの間に1.5倍から2倍の賃金上昇を果たしている。日本だけが取り残されている」と指摘した。
さらに、「税金は上がり続け、社会保険料も上がり、手取りは逆に減っている。これは完全に政治の失敗だ」と批判を強めた。
百田氏は、「日本人は今も昔も世界一勤勉で、責任感が強く、思いやりのある民族だ」と強調。経済停滞の原因を「日本人が怠けたからではない。政治が間違ったからだ」と断じた。

その一例として、消費税の度重なる増税を取り上げ、「3%から5%、8%、10%と引き上げられ、その度に日本経済は打撃を受けたが、日本人は努力でそれを乗り越えてきた。だから政府はさらに税を上げる。まるで江戸時代の重税政策と同じだ」と語った。
百田氏は、日本保守党として「消費税をまず下げる」と宣言。「食料品の消費税をゼロにすべきだ。ものを買って何で罰金のように税金を取られるのか。買い物は社会貢献だ」と主張した。
また、名古屋市の河村たかし市長の住民税減税による経済活性化の成功事例を紹介し、「減税すれば経済は必ず活性化し、税収は自然に増える」と述べた。

百田氏は、再エネ政策を「狂った政策」と断じ、「太陽光パネルが増えれば増えるほど電気代は上がる。日本の電気代は10年で約2倍になった。しかもその負担金の6割は中国に流れている」と批判した。
さらに、移民政策にも言及し、「今、街には外国人があふれている。政府や経団連は『労働者が足りない』と言うが、本音は『安い労働力が欲しい』だけだ。これでは日本人の賃金は上がらないし、治安も文化も破壊される」と警鐘を鳴らした。
百田氏は、「消費税・再エネ・移民政策。この3つを見直すだけで日本は必ず復活する」と力強く訴えた。
「日本保守党だけがこの問題に本気で取り組もうとしている。他の野党は何も言わない。だから我々が新しい選択肢になる」と支持を呼びかけ、演説を締めくくった。ソース:(タケノコチャンネル)

県警によれば、集まった聴衆は1500人という。
人数もさることながら、何よりも熱気が凄かった!
1時間にわたる街宣、みじろぎもせずに、私たちの声に耳を傾けてくれました。
広島の皆様、ありがとうございました😭 pic.twitter.com/xR4mDQ936W— 百田尚樹(作家/日本保守党代表) (@Hoshuto_hyakuta) April 12, 2025

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