【自民党東京都連、参院選東京選挙区で渡部カンコロンゴ清花氏の擁立見送り】
4月16日
自民党東京都連は、今夏に行われる参議院選挙の東京選挙区(改選数6)において、NPO法人代表理事で難民申請者の支援活動に取り組む渡部カンコロンゴ清花氏(34)の擁立を検討していたが、公認には至らなかったことが明らかになった。
都連は4月11日に選考委員会を開き、井上信治都連会長に候補者選定の一任を決定。近く党本部に候補者案を上申する段階に入っていたが、最終的に渡部氏は選に漏れる結果となった。
渡部氏は同日、自身のXアカウントを通じ、「今回、自民党の参議院東京選挙区の候補者として最終選考に臨みましたが、公認には至りませんでした」と報告。選考期間中に寄せられた応援や批判に対し、「私の言葉で、私の気持ちを伝えさせてください」と述べた。
渡部カンコロンゴ清花氏の説明 なぜ自民党から出ようと思ったかについて(抜粋)
10数年前の自分の投稿には、極めて不適切な言葉遣いがあったことを深く反省しています。当時学生だったからと言い訳をして、それをなかったことにするつもりはありません。”当時はそう考えていた”という事実を否定せずに受け止めた上で、自分の思考がどう変わってきたのか、そしてなぜ今「政治を志す」に至ったのか——自民党という今回の選択を含め、自分の言葉でしっかりと説明できる状態でいたいと思っています。
では、なぜ自民党からの挑戦だったのか。
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どれほど現場で課題を見つけ、声を上げても、制度の側から本気で変えていかなければ、社会の根っこは動かない——その現実に何度も直面してきました。
だからこそ、政治の側に入り、政策や制度を動かす側にいつか回りたいと考えるようになりました。そしてその中でも今回、自民党を選んだのは、現実に政策を動かす力を持っている政党だと感じる場面に触れてきたからです。
だからこそ、これまで現場で積み重ねてきた経験を活かしながら、よりよい社会をかたちにする政策づくりに、実際に関わっていきたい。その想いにもっとも近い挑戦の場として、今回声をかけていただいたのが自民党でした。(渡部氏note)