中国は経済的に苦境に陥っており、もはやそれを隠すことはできないー借金の過多、激しいデフレ、不動産の不景気
4月22日
Zerohedgeによると、中国経済は現在、隠しきれないほどの深刻な危機に直面している。公表されている公式の経済データは信頼性に欠け、実態はそれを大きく下回ると広く指摘されている。債務の対GDP比は約300％に達しており、特に過去15年間で急激に膨張してきた。輸出は減少傾向にあり、不動産市場の低迷が長期化しているほか、消費活動も明らかに衰退の一途をたどっている。
2024年には政府が1兆元規模のインフラ投資を打ち出したものの、経済は依然としてデフレのスパイラルに陥っており、物価の下落が景気を一層圧迫している。加えて、地方政府の債務問題は極めて深刻であり、財政難から公務員の給与削減や企業への支払い遅延、さらには過剰な税徴収が常態化しており、経済全体の停滞に拍車をかけている。
国際通貨基金（IMF）も中国経済の回復には懐疑的な見方を示しており、2025年の成長率を4.6％と予測している。この水準は過去の実績と比しても低い。
さらに、不動産投資は今後10年間で2022年比30～60％の減少が予想されており、消費者信頼感の低下と国内需要の鈍化が継続する見通しである。
専門家らは、近い将来に大規模な経済危機が発生する可能性が高いと警鐘を鳴らしており、人口減少、生産性の停滞、過剰な国家介入といった構造的問題が解決されない限り、持続的な経済回復は極めて困難であると見ている。
中国政府は対策として、利下げ措置、10兆元規模の地方政府債務借り換えプログラム、株式市場の支援を目的とした流動性供給などを実施している。
しかしながら、これらの措置はいずれも短期的な景気刺激策にとどまり、長期的かつ本質的な経済の立て直しにはほど遠いと評価されている。加えて、トランプ大統領による関税引き上げがさらなる圧力となっており、輸出依存型の中国経済モデルに致命的な打撃を与えている。
以上のような状況を踏まえると、中国経済は2025年以降も厳しい局面が継続する可能性が高いと考えられる。
ネットの声
・ だから必死なのか。しかしテムで買ってはならない。
• 中国経済が深刻な課題に直面してるのが明らかになってきた。この状況は世界市場に広範な影響を与えるかもしれない。
• そしてトランプ関税で息の根を止められる。
• 関税を課すには絶好のタイミングだった。
• だから台湾戦争の準備が進んでるってわけか…。
• 貿易戦争が収まれば、ドル安が彼らに一息つかせるだろうね。
• グローバリズムの相互依存性が、多くの国を貿易紛争に耐えられない状況にした…アメリカとの貿易紛争に最も耐えうる国ってどこだろう？
• 「トランプの突然の決断や譲歩は、外国政府や企業を動揺させるには非常に効果的だ。グローバリズムは永続的な現状維持を必要とするから、どんな変化も吸血鬼にとっての聖水のようなものだ」って意見には完全に同意する。
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