ベッセント財務長官、米韓間の「貿易に関する合意形成」が来週にも成立する可能性に言及
4月25日
ロイター、ENに、よると2025年4月24日、ワシントンD.C.において、米韓両国は高官級の「2+2」貿易協議を開催し、7月8日までに包括的な貿易合意「7月パッケージ」の締結を目指すことで一致した。この合意は、ドナルド・トランプ大統領が導入した25%の相互関税の一時停止期間が終了する前に成立させることを目指している。
米国財務長官スコット・ベセント氏は、会談後の記者会見で「非常に成功した二国間会談だった」と述べ、早ければ来週にも技術的な詳細について協議を開始し、合意に達する可能性があると示唆した。

韓国側からは、チェ・サンモク財務相とアン・ドクグン産業通商資源相が出席し、米国側のベセント財務長官およびジェイミソン・グリアー通商代表と約85分間の協議を行った。協議では、関税および非関税措置、経済安全保障、投資協力、為替政策の4つの分野に焦点を当てることで合意し、来週から実務レベルの協議を開始する予定である。
韓国側は、特に自動車産業への影響を懸念し、米国の関税措置に対する免除を求めている。また、造船業やエネルギー分野での協力を提案し、米国の産業再建への貢献を強調している。
このような進展は、韓国のハン・ドクス暫定大統領が「ウィンウィンの結果」を目指すと述べた姿勢と一致しており、両国の経済的および戦略的パートナーシップの強化に寄与することが期待されている。

ベッセント財務長官「本日、韓国との二国間会談は非常に成功したものとなった。予想していたよりも早いペースで進展している可能性がある。早ければ来週にも、合意に向けた理解の枠組みに関して技術的な協議に入る予定だ。韓国側は早めに来て、全力を尽くして臨んできた。あとは、それを実行に移せるかどうか、見ていくことになる」
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South Korea stepped up with their A-game, just like Trump said they would. Trump’s winning, and we’re watching the world play catch-up.
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— Joey Mannarino 🇺🇸 (@JoeyMannarinoUS) April 24, 2025

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