カナダ終了 総選挙、左派が勝利 保守党敗れる/首相のカーニー「ネットゼロを達成しない限り気候の安定はない」
AP、WAPO、Thetimesによると、カナダの2025年総選挙において、中道左派の自由党を率いるマーク・カーニー首相が勝利した。
当初、保守党のピエール・ポワリエーヴル氏が優勢とみられていた。
首相のカーニーは、カナダ銀行およびイングランド銀行の元総裁であり、2025年3月にジャスティン・トルドー前首相の後任として自由党党首に就任していた。選挙戦では、トランプ大統領の「カナダをアメリカの51番目の州にすべきだ」といった発言に強く反発し、カナダの主権と経済的独立を守る姿勢を鮮明に打ち出した。
政策面では、米国の関税に対抗する対策、中産階級向けの減税、持続可能な移民政策、公共放送の強化などを掲げ、有権者の支持を集めた。一方、保守党のポワリエーヴル氏は、トランプ大統領寄りの路線をとったが、アメリカからの干渉に対して明確な反対姿勢を示さなかったことが支持離れを招いた。

首相のカーニーは極左、自由党(トルドーの党)は極左政党
・CO2削減のための「気候変動ロックダウン」提唱:飛行機の利用制限、肉類の消費削減、外出制限、企業の強制休業、マスクの義務化など提案
・トランプ発言を「無礼で無益」と批判。米国からの輸入車・トラックに25%の関税を課す
・アメリカが敬意を示すまで関税を継続する方針
・2035年までの内燃機関車両の全廃目標
・WEFの支持を受けた極左:シュワブに支持され、トランプ批判を党首選で強調
カナダの新首相マーク・カーニー:「ネット排出量ゼロを達成しない限り、気候を安定させることはできない」カナダの皆さん、頑張ってください(@EndWokeness)
Canada’s new PM, Mark Carney: “We can’t stabilize climate until we get to ZERO NET emissions”
Good luck, Canadians pic.twitter.com/zlo5qyApuG
— End Wokeness (@EndWokeness) March 9, 2025

カーニー:ESGラベルやサステナブルラベルに対する懐疑的な見方が存在するのは事実です。そしてそれこそが、私たちがネットゼロに向けて冷酷で容赦ないほどの集中をしている理由の一つでもあります。
最終的に言えば、ネットゼロを達成しなければ気候を安定させることはできないのです。それは単純な話です。ここでは厳密な数値が重要であり、排出量が増えているか減っているか、どちらかしかありません。
そして、減少しているのであれば、その減少が科学と整合しているのかどうかが問われます。私たちは、それを科学に基づいて評価します。この科学とは、国連やその他の機関が使用している「1.5度目標」のための科学と同じものです。

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