これまでTNWがずっと言い続けてきたことを、ビクター・D・ハンソン氏が言ってくれました。メディアは嘘をついているのです。
「世論調査はもはや操作の道具」──ビクター・D・ハンソンが暴いたトランプ支持率報道の欺瞞
5月8日
2025年5月8日、歴史学者で保守系論客のビクター・デイヴィス・ハンソン氏は、保守系メディア「デイリー・シグナル」での発言を通じて、世論調査に潜む重大な偏向と操作の実態を暴露した。彼は特に、ドナルド・トランプ大統領の「最初の100日間」をめぐる調査結果について、「見たことがないほどの偏向があった」と断じている。
当時、メディアは「史上最悪の100日間」「支持率52%から41%へ急落」といった見出しを一斉に報じた。しかしハンソン氏は、それらの報道が現実の経済状況と著しく乖離していたことを指摘する。17万件超の雇用増、インフレの抑制、エネルギー価格の下落、企業収益の増加など、実際にはトランプ政権は好調なスタートを切っていたのだ。
ハンソン氏はこれらの調査の背後にある意図を「世論の反映ではなく、世論の操作」だと明言する。元FOXビジネスのラリー・クドロー氏の分析を引用し、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなど主要メディアの調査では、トランプ支持者の過半数が意図的に除外されていたと述べた。
調査対象となったのは、トランプ支持を表明した人々のわずか3分の1程度にすぎず、最初から「結論ありき」の設計だったという。
このような操作は今回に限られたことではない。ハンソン氏は、2016年、2020年、2024年の選挙すべてで、同様の「誤った」世論調査が繰り返されてきた事実を指摘する。調査機関は「反省した」と言いながら、結局また大きく外している。その背景には、「民主党候補に人工的なリードを与えれば、資金調達と勢いが生まれる」という心理戦的な戦略があるという。
特に悪質な例としてハンソン氏が挙げたのが、NPR・PBS・マリストの共同調査である。この調査は2024年大統領選の前夜に公開され、「カマラ・ハリスがトランプに4ポイント差で勝利する」と報じた。だが実際の結果は、ハリスが1.5ポイント差で敗北。つまり、5.5ポイントも外れていた。それにもかかわらず、メディアや調査機関からの謝罪はなかった。
ハンソン氏「数字の背後にある“意図”を見抜け。主流メディアの世論調査に、もう騙されるな」と。
ビクター・デイヴィス・ハンソン氏「メディアは嘘をついている。トランプの世論は好調だ」
(5月7日のDailySignal)より
Victor Davis Hanson: The ‘Egregious’ Pollsters’ Bias Against Trump, Explained
Mainstream media would have you believe that Trump’s first 100 days were a failure—despite securing the border and strong economic gains. @VDHanson breaks down the polling regarding Donald Trump’s… pic.twitter.com/mKzn2V0ZlM
— The Daily Signal (@DailySignal) May 7, 2025
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