ファイザーのmRNAワクチンがモデルナよりも多くの死亡を引き起こしていることが判明
5月10日
Medrxiv、Theepochtimesによると、米フロリダ州の研究によれば、ファイザー製のCOVID-19ワクチン（BNT162b2）を接種した成人は、モデルナ製ワクチン（mRNA-1273）を接種した成人と比較して、12か月間の全死因死亡率が有意に高かったと報告されている。
この研究は、2020年12月18日から2021年8月31日までの間にフロリダ州内で2回のmRNAワクチン接種を受けた920万人以上の成人を対象とし、年齢・性別など7つの因子でマッチングした147万人を抽出して分析したものである。その結果、ファイザー接種者の全死因死亡率は10万人あたり847.2人であったのに対し、モデルナ接種者は617.9人であり、統計的に有意な差が確認された。
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さらに、心血管疾患およびCOVID-19による死亡率においても、ファイザー接種群のほうが高い傾向が見られた。研究者らは、この差異がワクチンの非特異的効果、すなわち標的疾患以外への影響による可能性を指摘している。
本研究はプレプリント（査読前論文）として発表されており、共著者にはフロリダ州公衆衛生責任者のジョセフ・ラダポ博士も含まれる。研究の限界としては、併存疾患や社会経済的要因の考慮不足、非接種群との比較が行われていない点などが挙げられる。
研究者らは、今後のワクチン政策において、全死因死亡率に基づく評価を導入すべきであると提言している。
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