ビル・ゲイツ「ワクチンを注射ではなく、腕に貼る小さなパッチにすることに取り組んでいる」(動画)
ビル・ゲイツは、最近のインタビューで、注射針の代わりに腕に貼るパッチ型ワクチンの開発が進んでいることを紹介し、「これは接種率の大幅な向上につながる可能性がある」と述べた。また、複数のワクチンを1回の接種にまとめることで、患者や医療現場の負担を軽減する取り組みも語った。
Bill Gates pushes arm patches & fewer shots to address vaccine hesitancy, touts TB & HIV vaccines
In a recent interview, the host noted, “The more we push vaccines, the more some resist,” sparking a discussion with Bill Gates on vaccine hesitancy. Gates acknowledged this… pic.twitter.com/Vod9JV7Duh
— Camus (@newstart_2024) May 10, 2025

CBS:でも、ワクチンを推せば推すほど、かえって反発する人が増えるように思えるんです。そこから抜け出すのがとても難しいんですよ。誰にでもできることじゃないと思います。
ビル・ゲイツ:ええ、ですから私たちは、ワクチンを注射ではなく、腕に貼る小さなパッチにすることに取り組んでいます。それが接種率の改善に役立つかもしれません。
また、複数のワクチンをまとめて接種できるようにして、注射の回数を減らす努力もしています。たとえば、HPVワクチンについては、私たちのデータを参考にして、多くの国では1回の接種だけで十分な予防効果があると認識されています。それによってコストを削減でき、より多くの女の子たちを子宮頸がんから守ることができています。
将来的には、結核ワクチンやHIVワクチンも開発されるでしょう。これらは私たちの健康の未来にとって、極めて重要なツールになるのです。

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