福岡厚労相がトランプ大統領令「知らず」 機能獲得研究の危険性に無関心な日本政府の無責任
5月13日
2025年5月12日の参議院決算委員会で、川田龍平議員(無所属)は、トランプ大統領が署名した機能獲得研究(Gain-of-Function research)に関する資金提供停止の大統領令について、日本政府の認識をただした。しかし、福岡資麿厚生労働大臣は「具体的にどの大統領令か分からない」「中身を認識していない」と答弁し、内容を把握していないことを露呈した。
機能獲得研究とは、ウイルスに変異を加え、感染力や毒性を人為的に高める研究である。新型コロナウイルスの発生源を巡っても、この種の研究が武漢で行われていた可能性が国際的に議論されてきた。トランプ大統領は5月5日、こうした危険な研究が「バイオセキュリティ上の重大な脅威」だと明言し、将来的な資金提供を断ち切る大統領令に署名した。アメリカの国家安全保障を守るための断固とした措置である。
川田議員は、日本もアメリカと同様に、危険な機能獲得研究に対する資金提供を見直すべきだと訴えた。だが福岡厚労相は「中身を精査していない」として明言を避けた。驚くべきは、同盟国の大統領が署名した重大な大統領令を、厚労大臣がその場で知らず、判断すらできないという事実である。

川田龍平議員「トランプ大統領が米国および世界中の生物学研究の安全性とセキュリティを改善する為の大統領に署名をした。この大統領令の中身、厚労大臣知ってますか?」
福岡厚生労働大臣「様々な報道で大統領令のことは知っているが、ご指摘いただいたのが具体的にどれに当たるかということについてはお答えはできません」
昨日(5/12)の参議院決算委員会より
川田龍平議員… https://t.co/CaDEuDwyz7 pic.twitter.com/Xtm57qHMBl
— 藤江成光@4月22日発売「おかしくないですか!?日本人・謎の大量死」 (@JINKOUZOUKA_jp) May 13, 2025
藤江成光氏のポストより

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