【話題】夫の殺害を依頼するも、依頼者が警察に通報　囮捜査に引っかかった女の一部始終（動画）

ダリア・ディッポリトは、2009年にフロリダ州で夫の殺害を依頼しようとしたとして有罪判決を受けたアメリカ人女性である。彼女は、警察による囮捜査の対象となり、その一部始終が録画されたことで全米的な注目を集めた。

ディッポリトは1982年、ニューヨークに生まれ、父はエジプト人、母はペルー人である。13歳でフロリダ州ボイントンビーチに移住後、高校を卒業し、不動産業に従事すると同時にエスコートとしても活動していた。2008年、マイケル・ディッポリトと出会い、彼の離婚成立からわずか5日後の2009年2月に結婚した。

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結婚から半年後、ディッポリトは元恋人であるモハメド・シハデに夫の殺害を依頼した。シハデが警察に通報したことにより、警察は囮捜査を開始し、ディッポリトが警察官を装ったヒットマンに夫の殺害を依頼する様子を録画した。警察はさらに偽の殺害現場を用意し、夫が殺されたと偽って伝えたうえで、ディッポリトの反応も記録した。

その後、ディッポリトは警察署で夫が生きていることを告げられ、すべてが録画されていたことを知らされたうえで、第一級殺人教唆の容疑で逮捕された。2011年、彼女は有罪判決を受け20年の懲役刑を言い渡されたが、陪審員選定に不備があったとして再審が認められた。2016年の再審では評決に至らず、2017年の三度目の裁判で改めて有罪判決が下され、16年の懲役刑が確定した。

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現在、ディッポリトはフロリダ州のローウェル矯正施設で服役中である。この事件は、囮捜査、メディア報道、そして異例の裁判展開を含む犯罪事例として、アメリカ国内で広く知られるに至っている。

映像には、夫が殺害されたという知らせに反応するダリア・ディポリートが映し出されている。しかし、彼女が雇った “殺し屋 “は実は潜入捜査官で、このおとり捜査は彼女を逮捕するために特別に企画されたものだった。彼女の夫に被害はなかった。

Footage shows Dalia Dippolito reacting to the news that her husband has been murdered. However, the ‘hitman’ that she hired was actually an undercover cop and this sting was specifically organized just so they could arrest her. Her husband wasn’t harmed. 😳 pic.twitter.com/TAkYJC1rbQ

— internet hall of fame (@InternetH0F) May 12, 2025