メキシコのインフルエンサー、ヴァレリア・マルケスさんがライブ配信中に銃撃され死亡
5月17日
BBC、NYPによると、2025年5月14日、メキシコ・ハリスコ州サポパンにある美容サロン「Blossom The Beauty Lounge」にて、23歳のTikTokインフルエンサー、ヴァレリア・マルケスさんがライブ配信中に銃撃され死亡した。
事件当日、マルケスさんはTikTokにてライブ配信を行っていた。配信の中で彼女は「彼らが来る」と発言し、不安を口にしていた。直後に男性の声が入り、彼女が「はい」と応じたところで音声が途切れた。その後、男がサロン内に侵入し、胸部と頭部を撃ち、マルケスさんはその場で即死した。これらの一部始終は配信中に記録されていた。
地元検察当局はこの事件を女性に対する殺害(フェミサイド)として捜査している。報道によれば、マルケスさんは事件以前から元交際相手による脅迫を受けており、「もし何かあったら彼のせいだ」と周囲に語っていたという。
同日には、元国会議員ルイス・アルマンド・コルドバ・ディアス氏が近隣で射殺される事件も発生しており、捜査当局は両事件の関連性についても調べている。
本件は、メキシコ国内における女性への暴力問題の深刻さを改めて浮き彫りにした。SNS上ではマルケス氏の死を悼む声とともに、女性の安全確保を求める声が広がっており、社会的な波紋を呼んでいる。
クラウディア・シェインバウム大統領は、この事件に対し強い憤りを示し、徹底的な捜査と関係者の早期逮捕を約束した。なお、マルケスさんのTikTokアカウントは事件後に削除された。
REPORT: The Mexican beauty influencer who was executed on a livestream in Mexico, had allegedly dated a cartel hitman.
23-year-old Valeria Marquez was shot and k*lled during a livestream this week.
According to local reports, cartel leader ‘Doble R’ got mad that Marquez was… pic.twitter.com/i5yDGsBvlD
— Collin Rugg (@CollinRugg) May 16, 2025
ネットの声
クレイジーなのは、もしこれがアメリカで、このように公然と起こっていたら、この男はすでに捕まっていただろう、ということだ。この男は前にも人を殺して逃げている。今回の件で彼が見つかって責任を問われるかどうかさえ、誰にもわからない。メキシコは無法地帯だ。
What’s crazy is that if this happened in America, out in the open like this, the guy would have already been caught. This guy has kllled people before and gotten away with it. Who knows if he will ever even be found and held accountable for this one. Mexico is lawless.
— MAZE (@mazemoore) May 16, 2025
メキシコは犯罪国家だ。民主党は、こうした人々を守るために戦っている
Mexico is a crime state. These are the people Democrats are fighting to protect.
— TaraBull (@TaraBull808) May 16, 2025