エプスタインの寝室内部の短縮ダイヤル記録により頻繁に連絡を取っていた人物の名前が判明:OMG潜入調査
エプスタインの寝室内部:新たに入手された画像により、性的人身売買容疑者エプスタインの固定電話に設定された短縮ダイヤルのラベルが明らかに。島の寝室からエプスタインが頻繁に連絡を取っていた関係者の名前が判明。
INSIDE EPSTEIN’S BEDROOM: Newly-Obtained Images Show Speed-Dial Labels on Alleged Sex Trafficker’s Landline Telephones, Revealing Associates Epstein Called Frequently from Private Island Bedroom… pic.twitter.com/aEdOVMy0md
— James O’Keefe (@JamesOKeefeIII) May 16, 2025
オキーフ・メディア・グループ(OMG)は、性的人身売買の疑惑で知られる故ジェフリー・エプスタインの元私有地「リトル・セント・ジェームズ島」内部の独占調査を続けており、今回は彼の寝室内部にカメラを向けた。
これまでにキッチンや図書館の内部を報じてきたが、寝室ではこれまでで最も衝撃的な発見があったという。それは、エプスタインの寝室のベッドサイドに設置されていた固定電話である。これらの電話には短縮ダイヤルボタンが搭載されており、エプスタインの関係者やスタッフの名前が書かれていた。
部屋自体は簡素な内装で、デスクには「骨相学(フレノロジー)」の頭蓋骨模型が置かれていた。これは頭の形で性格を判断するという現在では否定された疑似科学である。また、ベッド横には「Little Saint James」と印刷されたメモ帳と、エプスタインが過去の証言映像でかけていたものと似た老眼鏡が置かれていた。
両サイドのベッドテーブルにはパナソニック製の電話機があり、複数のラインには以下のような名前がラベル付けされていた:
• 「NY office」:ニューヨークのエプスタインのオフィス
• 「Karina」:カリーナ・シュリアック、エプスタインの最後の交際相手
• 「Darren Off」:ダレン・インダイク、エプスタインの顧問弁護士
• 「Rich Office」:リチャード・D・カーン、同じく顧問弁護士
• 「Patrick Sell」:パトリック・マクマレン、エプスタインの関係者
• 「STC Office」:米領ヴァージン諸島の特別税務事務所(Special Tax Office)
別の部屋にあった電話には、以下のような名前があった:
• 「Carlos」「Danny(消されていて上に“Kim”と書かれている)」「Mike」「Anna」「Juggly」
特に「Juggly」という名前については、当初ギレーヌ・マクスウェルの愛称かと推測されたが、エプスタインは彼女のことを「G Max」と呼んでいた記録があるため、別人の可能性が高い。
これらの短縮ダイヤル登録は、エプスタインが島から頻繁に連絡していた相手であり、今回が初のネット公開となる。FBIや米司法省がすでに保有していると考えられるが、これまで公表されたことはなかった。
なぜこの情報をすぐに全公開しないのかという質問に対して、OMGは「それがジャーナリズムの役割ではない」と説明。内容の正確性を検証し、登場人物の確認が取れるまで慎重に報道していく方針であるという。