知の巨人トッド氏が「核保有」の議論をしようとするも「絶対にない」と議論すらさせず番組終了(動画)
2022年11月6日のFNNの日曜報道THE PRIMEで行われた討論の中で、フランスの歴史人口学者で“知の巨人”と称されるエマニュエル・トッド氏が「日本は独自の安全保障政策として核武装すべきだ」と発言がネットで再び注目を集めている。
トッド氏は、日本を取り巻く国際情勢と米国の信頼性の問題を挙げ、「我々は同盟国である米国に対して様々な経験をしてきたが、その信頼性は非常に低い」と断言。続けて、「米国はイラクに介入して撤退し、欧州にも介入して混乱を招いた。彼らは実際の戦闘には加わろうとしない。米国にとって重要な局面は欧州、中東、東アジアの3つであり、今度は日本がその順番に入る」と語った。

その上で、「日本はこれから米国の信頼性を体験することになる。だからこそ日本は自立すべきだ。日本には人口減少という構造的な問題があるが、安全保障の唯一の方法は核を持つことだ」と強調。「核を持つことは攻撃的軍事政策ではなく、中立的な立場を築く手段だ」と述べ、日本が本気になれば実現可能だとの認識を示した。
この発言に対し、木村氏は即座にフランス語で「絶対にない」と明確に否定。番組キャスターの梅津氏が「今、何と言ったのか」と尋ねると、木村氏は「フランス語で『それは絶対にない』とトッド氏に言った」と説明した。梅津氏はこの議論について「極めて慎重な議論が必要だ」と指摘した。
ネットでは、1番大事なところで「ジャメ!ジャメ!」って遮って番組終了って、核武装の議論さえ認めないとは、ウクライナが核を持ってたら100%ロシアは攻められなかった、核武装は必要など、番組への批判の声が上がった。

エマニュエル・トッド氏が日本への核の提言を言おうとしたところで、話しは遮られ、番組は突然終了した。日本は「核を持たず、作らず、持ち込ませず」だけではなく、『言わせない、考えさせない、議論もさせない』という開いた口が塞がらないほど幼稚で呆れた考えや報道がまかり通る国なのです。 pic.twitter.com/HGPlIrVEH4
— 無知は罪なり (@UV312GwqDkt0) May 16, 2025
(@UV312GwqDkt0)氏のポストより

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