日本保守党・島田洋一議員、生稲政務官の外交姿勢を厳しく追及
――スリランカ「偽装難民」問題にヘラヘラ答弁で批判殺到
2025年5月28日、参議院外交防衛委員会において、日本保守党の島田洋一議員が、生稲晃子外務大臣政務官の対スリランカ外交姿勢をめぐり激しい質疑を展開した。島田議員は、難民申請の大半が却下されているスリランカからの来日者について、生稲政務官が現地要人との会談時に「偽装難民」問題を一切取り上げなかった点を追及した。
島田議員は、スリランカからの難民申請者が2年連続で国別1位であるにもかかわらず、認定者はゼロであるという法務省の統計を指摘。「これは全員が偽装難民であるという法務省の認識にほかならない」と断じ、そのうえで、生稲が今年2月にスリランカ大統領と面談し、さらにはジュネーブでもスリランカ外相と接触していながら、難民問題を話題にしなかったことについて「外交的失態」と強く批判した。

これに対し、生稲は「次回のスリランカ要人との接触において何を議題とするかは予断できない」と述べ、あくまで法務省と連携しながら「適切に対応していく」との型通りの答弁に終始した。
島田議員はこれに対し、「これまで取り上げてこなかったからこそ今の状況がある」「外交は成果が問われる」と指摘。さらには、「スリランカが強制送還費用を負担しないなら援助額を減らすと伝えるべきだ」と主張し、より強硬な外交手段を取るよう要求した。
しかし、その後の答弁は外務省官房参事官により「今後とも法務省と連携して適切に対応していく」と繰り返されるばかりで、具体的な対策は示されなかった。
最後に島田議員は、「完全にスリランカは日本を舐めている。今度大統領や首相と会う時は、“難民問題にバシッと切り込む”とここで言うべき」と迫ったが、生稲は「適切に対応したいと思います」と曖昧な答弁にとどまり、しかも終始笑みを浮かべるような態度を見せたことで、SNS上では「危機感ゼロ」「ヘラヘラするな」といった批判が殺到している。

島田洋一議員「スリランカは全員偽装難民で日本を舐めている。次回要人と会った際、厳しく言うつもりはあるか」→生稲、ヘラヘラ笑いながら「適切に対応させていただきます」
【胸がすく質疑 島田洋一 法務委員会 5/28】
スリランカは国策として海外への出稼ぎを進めている
日本での難民申請者数は2年連続で1位だが
難民認定者はゼロ、つまり法務省は全員偽装難民と認識している
今年2月、生稲晃子外務政務官はスリランカの外相と面談されても… pic.twitter.com/Aqodb6YpzS— カシミール88 (@kashmir88ks) May 28, 2025
(@kashmir88ks) 氏のポストより

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