トランプ大統領、USスチールが米企業であり続けると発表「日本製鉄の140億ドルの投資は、他のすべてを圧倒するだろう
2025年5月30日、トランプ大統領はペンシルベニア州で演説し、日本製鉄によるUSスチール買収計画について「すばらしいパートナーを得る」と歓迎の意を示した。
USスチールが「米国によってコントロールされ続ける」ことを強調し、「そうでなければこの取引はしなかった」と述べた。
また、日本製鉄が今後140億ドルを投資する見通しを明かした。一方で、最終合意については「まだ承認していない」とし、正式な合意には至っていないことを明言した。

インディアナ州、ミネソタ州、アラバマ州、アーカンソー州における製鉄所の近代化、鉱山の拡張、最先端設備の建設のために、追加で70億ドルが投資される。これらの支出の大部分は今後14か月以内に実行される予定で、非常に速いペースで進む。大量のトラックが現金やそれに相当する資材を積んで行き来する様子を見ることになるだろう。
このプロジェクトにより、米国内で10万件以上の雇用が創出・維持され、うち1万4,000件がペンシルベニア州の雇用となる。ありがとうございます。素晴らしい。
.@POTUS: “As part of this monumental commitment, Nippon will invest $2.2 billion to increase steel production here in the Mon Valley Works… In addition, another $7 billion to modernize steel mills, expand ore mines, and build state-of-the-art facilities in Indiana, Minnesota,… pic.twitter.com/YqCnzxB5pr
— Rapid Response 47 (@RapidResponse47) May 30, 2025

「本日発表する日本製鉄の投資は、他のすべてを圧倒するものだ。総額140億ドルという過去最大規模のコミットメントであり、これはこの企業の未来への投資であると同時に、ペンシルベニア州の歴史上、あらゆる業界を通じて最大の投資となる。」
.@POTUS: “The Nippon investment we are announcing today blows them all away, with a record-setting… $14 billion dollar commitment to the future of this company. That’s single largest investment of any kind, in any industry… in the history of the Commonwealth of Pennsylvania.” pic.twitter.com/WJvhQWf2FH
— Rapid Response 47 (@RapidResponse47) May 30, 2025

世界中の企業が、鉄鋼業だけで約100億ドルもの新たな投資を発表してきた。だが、今日発表する日本製鉄の投資は、それらすべてを凌駕する記録的なものだ。この発表はつい先ほど明らかになったばかりだが、日本製鉄はこの企業の未来に対し、140億ドルという前代未聞の投資を約束した。
これは、どの業種を見ても、どの分野を見ても、ペンシルベニア州の歴史上で最大の投資である。鉄鋼業に限らず、シェールガス採掘(フラッキング)でも、他のどの分野でもだ。ちなみに、ペンシルベニア州はフラッキングでも有名な州だ。我々はフラッキングが大好きだ。
だが考えてみてほしい。これはペンシルベニア州の歴史上、あらゆる種類の投資の中で最大規模であり、同時にアメリカの鉄鋼業史上でも最大の投資となる。米国の鉄鋼産業の歴史において、140億ドル規模の投資などかつて一度も存在しなかった。
そして、ピッツバーグは間もなく、再び「スチール・シティ」として世界中から尊敬される都市となるだろう。皆さん、本当におめでとう。心から祝福したい。
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