小野寺まさる氏、自民党を離党した理由と保守再建への決意を語る ― 日本保守党が帯広で街頭演説
6月1日
2025年6月1日、日本保守党は北海道・帯広市にて街頭演説を実施し、同党幹部で元北海道議会議員の小野寺まさる氏が登壇。現政権と自民党に対する強い批判と、自らが新たな保守政党に加わった経緯を語った。
小野寺氏は演説で次のように述べた。
「今の自民党のままでは何もしない。これだけ15年以上もの間、外国資本が土地や水資源を買っているのに、何の手立ても打たない。自衛隊の近くの土地も買われているだろう。警察の近くも、海上保安庁の近くも、いろいろな場所が買われているのに、全く動かない。」
さらに、自民党の現職国会議員についても疑念を呈し、「今の国会議員はどこを向いて政治をしているのか、ずっと疑問に思っていた」と語った。自身もかつては自民党所属であったことを踏まえ、「政権を担う力があるのは自民党だから、自民党で頑張るしかないと思っていた。しかし、もうそんなことを言っている場合ではない」と決断に至った背景を明かした。

物価高騰に対する政府の無策も痛烈に批判した。「これだけ物価が上がっているのに、政府は何の対策もしない。少し金を配ってごまかすだけ。我々は食料に関する消費税を限りなくゼロに近づける必要がある。多くの国では、生命に関わる食料に対して消費税を課していないのが当然だ。」
また、給与が30年以上も上がらない一方で物価だけが上がり続ける現状や、ガソリンの暫定税率を撤廃しない政府の姿勢、社会保障制度の不公平にも言及した。
「なぜ外国人が日本に来て生活保護を受けているのか。なぜ外国から来る学生に多額の税金が投入され、日本の若者には十分な支援がなされないのか。税金の使い方が明らかにおかしい」
小野寺氏は日本保守党の結党に至る経緯について、「中川昭一先生が前回の選挙で落選したとき、すでに今の自民党がどうなるかを見通したうえで、新しい保守政党を作ろうとしていたのだと、今になってようやく理解した。」

小野寺氏:なぜ外国からきた学生に手厚く、我々の宝である日本の学生に税金を使わないのか
【何もしない自民党 小野寺まさる 地元帯広 6/1】
15年以上もの間、中国が自衛隊や海上保安庁の近くの土地や水資源を買っているのに何の手立てもしない
これだけ物価が高騰しているのにちょっとお金を配ってごまかす
生命にかかわる食料品の消費税など取っていない国が多いのは当然なこと… pic.twitter.com/O4qwBgBn0d— カシミール88 (@kashmir88ks) June 1, 2025

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