維新・高橋議員、トルコへのビザ免除停止を要求 岩屋外相は慎重姿勢崩さず
2025年6月4日、国会の外務委員会において、日本維新の会の高橋議員は、トルコに対するビザ免除措置の見直しを強く求め、岩屋毅外務大臣との間で質疑が交わされた。
高橋議員は、現在のトルコとのビザ免除措置が続いている点について「有効な関係にあるからできないという答弁が毎回返ってくるが、例えば、トルコのジェスタ施設が2023年に稼働する予定となっている以上、その稼働までの期間だけでも免除措置を停止すべきだ」と主張。「この程度のことでトルコとの関係が崩れるとは到底思えない」として、岩屋外相に見解を求めた。
これに対し岩屋外相は「本件については、トルコ国内の報道や国会での議論を踏まえ、入国管理や安全保障面での協力を進めている」と述べた上で、「ビザ免除措置の停止は、経済や政治面でのマイナス影響を招く可能性がある」として拒否した。
高橋議員はさらに、「河野太郎氏も『自分が大臣だったらすぐにでも停止する』と言っていた。外務大臣の判断ひとつで対応できるのではないか」と追及。「これは国民の生命に関わる問題。市場総理も『政治家の最大の責務は国民の生命と財産を守ること』と明言していた」と強調した。
これに対し岩屋外相は、「国民の生命と財産を守るのは当然であり、国として責任を持って対処しなければならない。ただし、措置の即時停止は考えておらず、トルコ側とも引き続き協議を続けていきたい」と説明。「左面措置(ビザ免除)の重要性についてはトルコ側とも認識を共有している」と述べた。
高橋議員は「本当に地元の関係者は疲弊している。もういい加減、決着をつけるべきだ」と締めくくり、政府に早期の対応を強く求めた。
維新・高橋議員「中国ビザも緩和した。大臣の気持ちひとつで出来るのでは?」
岩屋・外務大臣「止めません」
岩屋外務大臣、
トルコのビザ免除について追求され
イライラしてしまう維新:高橋議員
「河野さんも言ってたし中国ビザも緩和した。大臣の気持ちひとつで出来るのでは?」岩屋外務大臣
「止めません」高橋議員
「トルコ政府としっかり議論したことあるんですか!」岩屋外務大臣… pic.twitter.com/5n8fUExk6s
— 松村麻里 (@marimm2024) June 4, 2025
(@marimm2024)氏のポストより