「具体的な不都合がない」―竹田恒泰氏、衆院法務委員会で選択的夫婦別姓に異議
6月10日
2025年6月10日午前9時から行われた衆議院法務委員会において、作家で明治天皇の玄孫でもある竹田恒泰氏が、選択的夫婦別姓制度に関する参考人として意見を述べた。竹田氏は制度導入に明確に反対し、その根拠として「制度導入を求める側から具体的な不都合が一切出てこない」と厳しく批判した。
竹田氏は冒頭、「維新案でどのような困りごとがあるのか」と問いかけたうえで、これまでの委員会審議で夫婦別姓導入を求める複数の参考人に対し「具体的な不便さを何度尋ねても明確な答えが返ってこなかった」と指摘。実際に、小原氏は「具体的には申し上げられない」とし、杉原氏が挙げた「カード名義の問題」についても、「現在でも旧姓のままでカードを作ることは可能であり、もはや意味のない主張だ」と一蹴した。

また竹田氏は、「結婚に伴って手続きが発生するのは当然であり、それを“煩雑だ”とするのは本質を外れている」と述べ、選択的夫婦別姓の必要性そのものに疑問を呈した。
さらに、「旧姓使用はすでに拡大しており、法制化も議論されている現状で、なお夫婦別姓を求める理由には合理性が見当たらない」と語り、「それに対して法制度の根幹を揺るがすような“代償”を払うには値しない」と結論づけた。
竹田氏の意見は、制度変更を求める側に対し「感情論ではなく、具体的な根拠と責任ある議論を」と迫るものであり、夫婦同姓を家族制度の基本とする立場からの強い反論となった。

竹田恒泰氏「旧姓使用はすでに拡大しており、法制化も議論されている現状で、なお夫婦別姓を求める理由には合理性が見当たらない」
左翼議員のฅ(`ꈊ´ฅ)︎キエェェェエエェェェ
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あ、島田先生登場はまたです。#竹田恒泰
#竹田無双 https://t.co/RtR9K5gUdj pic.twitter.com/steopQi4yu— 雨さん (@Oo2Js2SKwp1209) June 10, 2025
(@Oo2Js2SKwp1209)氏のポストより

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