法務委員会で夫婦別姓巡り応酬 日本保守党・島田氏の発言に立民が反発 参考人もヤジを批判
2025年6月10日に行われた衆議院法務委員会において、選択的夫婦別姓制度を巡る質疑中、日本保守党の島田洋一議員が同制度への否定的見解を述べようとした際、立憲民主党の平岡秀夫議員がヤジを飛ばし、委員会内で一時緊張が走った。
島田氏は平岡氏の発言について「奇声を発するのはやめていただきたい」と批判。これに対し、委員長を務める立民の西村智奈美氏は、平岡氏は注意せず「奇声という言葉は適切ではない。不規則発言ではあるが奇声ではない」として島田氏の表現をたしなめた。
その後、島田氏は選択的夫婦別姓制度に関し、「同姓を望む人には従来通りでよく、別姓を選ぶことが家族の分断につながったとしても、それは当該家族で解決すればよいという議論がある」と問題提起し、参考人として招かれていた椎谷氏に見解を求めた。
これに対し椎谷参考人は、「途中で不規則というかヤジが飛んだのは非常に残念。法務委員会は上品な場所だと思っていた。ヤジは私へのものではなかったかもしれないが、やめていただきたい」と述べ、与野党問わず品位ある議論を求めた。
今回のやり取りは、夫婦別姓制度の是非のみならず、国会内での発言マナーや品格を巡る議論にも発展しており、今後の委員会運営においても注目される。
【6月10日 法務委員会3️⃣】
平岡議員の野次について😡
参考人椎谷氏も苦言を呈する場面が。
こんなに大声で聞き取り不能の野次
委員会に支障がでかねない。西村委員長は島田先生の答弁を
公平に守ってくれている?
ずっと気になっていた事。
委員長なら公平にお願いします🙏#いや奇声やろコレは https://t.co/nZik38JGVq pic.twitter.com/zuogSYDxGm
— 雨さん (@Oo2Js2SKwp1209) June 10, 2025
(@Oo2Js2SKwp1209)氏のポストより
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