イーロン・マスク氏とトランプ大統領、和解の兆し
6月12日
アメリカ紙『ニューヨーク・タイムズ』などが報じたところによると、テスラやスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏が、トランプ大統領との間で電話を行い、一連の批判的な投稿に対して「行き過ぎだった」と遺憾の意を表明したことが明らかになった 。
先週、マスク氏はトランプ大統領を「不快な赤字法案(Big, Beautiful Bill)」と痛烈に批判するなど、X上での攻防が激化。イメージ戦略にも影響し、テスラ株価にも波乱が生じていた。その後、同氏は「行き過ぎた投稿があった」とX上で遺憾を示し、これを受けてホワイトハウス側も「和解の兆し」と前向きに捉えたと発表した 。
電話の仲介には、副大統領J.D. Vance氏や大統領首席補佐官スージー・ワイルス氏が関与し、マスク氏が6月9日夜にトランプ氏へ直接謝罪。これにより、関係の修復が進んでいると伝えられている。

イーロン・マスク氏、トランプ大統領へ謝罪
イーロン・マスク氏「先週、トランプ大統領について投稿した内容を後悔しています。行き過ぎた内容でした」
I regret some of my posts about President @realDonaldTrump last week. They went too far.
— Elon Musk (@elonmusk) June 11, 2025
トランプ大統領:「でも、まあ、仕方がない。そういうことは起こるもんだ。彼を責めるつもりはないよ。ちょっとがっかりはしたけどね」
記者:「仲直りしましたか?仲直りできると思いますか?彼を許せますか?」
トランプ大統領:「たぶん許せると思う。でも、まずはこの国を立て直さないといけないんだ」
🚨 BREAKING: President Trump says he doesn’t blame Elon Musk for anything, “things like that happen.” He could reconcile and forgive him. pic.twitter.com/GaFUUsRHTa
— DogeDesigner (@cb_doge) June 11, 2025

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