福岡厚労相「スパイクタンパクの残存報告はない」 ネットで批判、イェール大論文との矛盾も指摘
6月20日
福岡毅厚生労働相は6月20日、ジャーナリスト藤江成光氏の質問に対し、「これまでの副反応の疑い報告や研究報告において、mRNAワクチン接種後のスパイクタンパク質の残存に関する報告は確認されていない」と答弁した。
藤江氏はXで、「日本の厚労省は令和7年6月20日時点でも、スパイクタンパクが短期間で消滅すると信じている」とコメント。この発言についてSNS上で、ネット上では「この期に及んでまだ?」「おかしいだろ」「これはひどい」といった批判が殺到した。
背景には、米イェール大学の岩崎明子教授らによる研究チームが今年2月に発表した論文の存在がある。同研究では、新型コロナワクチン接種後の後遺症患者から、ワクチン接種後にもスパイクタンパクが血液中から検出されたと報告されており、「当初想定されていたよりも長期間、体内にスパイクタンパクが残存し、症状の原因となっている可能性がある」との見解を示していた。
今回の厚労相の答弁と国際的な研究成果との間に認識の乖離が見られるとして、国民の間で不信感が高まっている。

【悲報】日本の厚生労働省
令和7年6月20日時点で、新型コロナワクチンのスパイクタンパクは、短期間で消滅すると信じている。
※イェール大学の研究では、ワクチン後遺症患者から709日後もスパイクタンパクが検出されている。 https://t.co/cpe0ENaOXw pic.twitter.com/8fj82tpTNb
— 藤江成光@4月22日発売「おかしくないですか!?日本人・謎の大量死」 (@JINKOUZOUKA_jp) June 20, 2025
(藤江成光氏のポストより)
藤江氏「当初の薬事承認のデータ以外で、スパイクタンパクの残存について、現時点でどのような知見が厚労省として得られているか教えていただけますでしょうか」
厚労相、福岡「これまでのところ、こうしたあの副反応の疑い報告であったり、研究報告において、メッセンジャーRNAワクチン接種後のスパイクタンパク質の残存に関する報告はなされてございません」

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