トランプ大統領は戦争を止める リービット報道官「大統領は『2週間以内に決断』する」
6月20日
ホワイトハウスのキャロライン・リービット報道官は、リンジー・グラハム上院議員が「イランとの戦争をやり遂げるべきだ」と主張したことを受け、草の根トランプ支持者へのメッセージとして「トランプ大統領を信じてください」と語った。
リービット氏は、トランプ大統領が初任期で新たな戦争を起こさず、「力による平和」外交を実践してアメリカと世界の安全を守ったと強調。また、イランに核兵器を持たせないという立場は一貫しており、2011年には「イランの核開発を破壊することがアメリカの最優先目標」と述べ、2015年には「イランはイスラエルや中東の同盟国、米国にとって存亡の脅威である」と語っていたと紹介した。
リービット氏は、外交的解決に真剣に取り組む姿勢を維持しつつも、過去にイランに対し60日間の交渉猶予を与えたが、応じなかった結果、イスラエルが行動を起こした事例を示し、対応には厳しさも伴うと示唆した。そして最後に、「大統領は今後2週間以内に決断を下す」と述べ、熟慮の上での決断を予告した。
But the most telling moment of the briefing came when the conversation turned back to the people who elected Trump in the first place.
Jordan Conradson from the Gateway Pundit asked what message the administration had for the everyday Americans who voted for Trump to stop the… pic.twitter.com/FVjQY46DRl
— The Vigilant Fox 🦊 (@VigilantFox) June 19, 2025
【記者ジョーダン・コンラッドソンの質問】:「RINO(名ばかりの共和党員)であるリンジー・グラハムは、最近『全力で戦い、決着をつけるべきだ』と発言しました。では、トランプ大統領に戦争を止めてほしいと願い、ニッキー・ヘイリーを拒否して予備選で彼を支持した、いわゆるタッカー・カールソンのような有名人ではない、草の根の一般トランプ支持者たちに向けて、どうメッセージを送りますか?彼らは、米国がこの戦争に関与しないことを望んでいます。」
【カロライン・レビット報道官】「トランプ大統領を信じてください。 トランプ大統領には優れた直感があります。彼は初めての任期中、『力による平和』という外交方針を実行し、アメリカと世界の安全を守りました。
そしてイランに関して言えば、大統領の立場に驚くべきことは何もありません。イランに核兵器を持たせないという姿勢は、何十年も前から一貫しています。大統領としてだけでなく、大統領候補時代、そして民間人の時代からもずっとです。
具体的に申し上げますと、2011年には『アメリカの対イラン戦略の最優先目標は、その核開発の破壊でなければならない。我々はこの過激な体制に、核兵器を保有させてはならない。なぜなら、それは自ら使用するか、テロリストに引き渡すだろうからだ』と発言しています。
さらに2015年には『イランは、イスラエル、中東の同盟国、そしてアメリカにとって、存亡の脅威である』と述べました。
もちろん、この姿勢は大統領1期目にも、そして現在の2期目にも繰り返し表明されています。それゆえ、彼はオバマ政権が結んだ破滅的なイラン核合意に断固反対してきたのです。
現在も、大統領は外交的解決に真剣に取り組んでいます。しかし、明確な期限も示してきました。例えば、以前イランに60日間の交渉猶予を与えましたが、イランは応じませんでした。そして61日目に、イスラエルがイランに対して行動を起こしました。
そして今、大統領自身の言葉として申し上げますが、今後2週間以内に最終決断を下します。」