米軍、イラン核施設の空爆を『前代未聞の情報統制下』で完遂 グアムへのB-2は陽動飛行だった（FOX）：動画
フォックス・ニュースのジェニファー・グリフィンは、グアムに向かうB-2爆撃機は、すべての視線を「西に向けさせる」ための目くらましであったと語る「私がペンタゴンに来てから18年になりますが、これほどまでに厳重な作戦保秘は見たことがありませんでした。リークは一切なく、誰もこの件について話していませんでした。ここ数日間、イランに関する情報は完全に遮断されていたのです。」
JUST IN: Fox News’ Jennifer Griffin says the B-2 bombers heading to Guam were a distraction to keep all eyes “looking west.”
“It’s notable how much deception was involved in this operation. All eyes were looking west towards Guam…”
“The 30,000-pound bunker buster bombs were… pic.twitter.com/X7jnExPoWJ
— Collin Rugg (@CollinRugg) June 22, 2025
私の電話は文字通り鳴りっぱなしです。ただ言えるのは、今回の作戦には極めて多くの欺瞞（ディセプション）が含まれていた点が非常に注目に値するということです。
すべての目が西、つまりグアムに向けられていました。昨夜遅くにグアムへ向けて離陸したB-2爆撃機にです。
しかし、飛行距離を考えると、B-2はミズーリ州のホワイトマン空軍基地から東方向にも飛行した可能性があります。
空中給油機は多くがヨーロッパや中東各地に配置されていました。これは「空中給油ブリッジ」として知られている方法で、B-2のような長距離爆撃機が任務を達成するために必要不可欠です。通常、B-2はホワイトマンからの往復飛行を行います。
トランプ大統領がTruth Socialに投稿した通り、爆弾のフルペイロード――つまり30,000ポンドのバンカー・バスター爆弾（MOP：Massive Ordnance Penetrator）がフォルドウに投下されました。
我々の報道によれば、フォルドウには2つの入口があり、それぞれに少なくとも1発ずつ投下されたと見られます。つまり、最低2機のB-2が関与したということです。私の見立てでは、もっと多かった可能性があります。
さらに2つの核施設、ナタンツとエスファハンがあります。ナタンツには地下の濃縮施設がありますが、イスラエルは過去10日間の空爆でもそれを破壊できませんでした。今回、米軍機――おそらく別のB-2爆撃機――がナタンツにもバンカー・バスターを投下しました。
そして3つ目の施設は、テヘラン南方に位置するエスファハンです。これも非常に重要なウラン濃縮施設です。つまり、世界の目が「西へ飛んだ」B-2に集中していた間に、実際には別のB-2部隊が東へ、ホワイトマンからイラン方面に向けて飛行していた可能性が高いのです。
ミズーリ州ホワイトマン空軍基地からイランまでの飛行時間は約15時間。B-2爆撃機はこの往復で30時間程度を要します。しかし今夜、それらの爆撃機はすでにイラン領空から離れており、安全圏にあるとトランプ大統領は述べています。
繰り返しになりますが、私はペンタゴンで18年記者をしていますが、これほどまでに厳格な作戦保秘体制は初めて見ました。
準備段階でも、誰一人としてこの件について話していませんでした。完全な情報封鎖、ほぼブラックアウト状態が数日間続いていたのです。
私は今この瞬間もペンタゴン内にいますが、廊下は静まり返っており、情報はすべてホワイトハウスから発信されています。作戦のタイミングに関するリークがまったくなかったことは、大きな成果です。
一部のオープンソースのフライトトラッカーでは、ホワイトマンからのB-2の離陸が確認されていたものの、それが今夜決行されるとは誰も予想していませんでした。
もし「月の満ち欠けスケジュール」を見ていれば気づいたかもしれません。25日は下弦の月で、新月に近い夜。つまり今夜のイラン上空は非常に暗かったのです。
これは爆撃に理想的な条件です。B-2はステルス性能を持つとはいえ、万一に備えて戦闘機などの護衛を要する場面もあります。イラン側が迎撃機を上げたり、地対空攻撃を行う可能性もあるからです。
こうした爆撃能力と軍事技術を持つのは米軍だけです。今夜イランの3つのウラン濃縮施設で行われた作戦は、他のどの国にも実行不可能なものでした。
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