CNNの衝撃的な認め――市場は急回復、トランプ大統領は歴史的な最高値を目前に控えることに
6月28日
数か月にわたり「トランプの経済政策は景気を破壊する」と主張していたCNNが、生放送中に“間違いを認める羽目”になった。
「S&P500もNASDAQも、史上最高値に向かっている」「まったく信じられない展開だ」
NEW: CNN’s SHOCK admission — Markets are roaring back and Trump is set to preside over HISTORIC new highs.
After months of insisting Trump’s economic plan would tank the economy, CNN just had to eat crow on live TV:
“We’re on the verge of a MAJOR market milestone.”
“Both the… pic.twitter.com/ZQJTB72Z6Y
— The Vigilant Fox 🦊 (@VigilantFox) June 27, 2025

S&P500とナスダックは、いずれも史上最高値を更新しようとしており、私たちは今、大きな市場の節目を迎えようとしています。
S&P500が記録的な高値を更新したことは、ほんの少し前まで続いていた下落相場を考えると、驚くべき展開です。本当に信じられないほどの回復で、これまでに経験したことのないような相場だと感じます。こちらのチャートをご覧ください。これは今年に入ってからのS&P500の動きです。3月には大規模な売りが発生し、大きく値を下げました。
4月には、トランプ大統領が発表した「解放の日」関税を受けて、投資家たちの間にパニックが広がりました。市場は大きく混乱し、ウォール街ではこの日を「壊滅の日(Balliteration Day)」と呼ぶ声もあがっていました。トレーダー、エコノミスト、投資家、企業経営者など、誰もがあの高すぎる関税が景気後退を引き起こすのではないかと懸念していたのです。

では、いったい何が起きたのでしょうか。なぜ市場はそこから一転して急騰したのでしょうか。4月9日、トランプ大統領が関税方針を撤回したのです。この発表をきっかけに、市場は一気に反発し、S&P500は4月の安値から約10兆ドルもの時価総額を取り戻しました。
急落の後に急騰するという、まさに劇的な展開となりました。これは非常に良いニュースです。なぜなら、消費者の信頼感を回復させる効果が期待できるからです。消費はアメリカ経済を支える最大の原動力であり、その回復は極めて重要です。
5月のデータでも、消費支出に回復の兆しが見え始めています。これは投資家や経営者、中小企業にとっても明るい材料となります。さらに、401K(確定拠出年金)や投資口座の評価額が上昇すれば、人々は安心し、車を購入したり、外食を楽しんだり、旅行に出かけたりといった消費活動を再び始めるようになるでしょう。

日本メディア赤っ恥
トランプ相互関税は「必ず失敗に終わる」景気悪化とインフレ圧力で、貿易赤字の解消は「いずれ捨てる」
(TBS)
池上彰氏「アメリカ経済のためのトランプ関税が逆効果のワケ」(毎日新聞)
世界を混乱に陥れるトランプ関税の愚(日経新聞)
佐伯啓思さんがみる「トランプ関税」 グローバリズムの失敗こそ原因(朝日新聞)
トランプ関税、映画祭で批判続々 仏カンヌで俳優や監督(共同通信)
トランプ関税、世界を圧迫 米経済に不況リスク(時事通信)
米 FRB「経済活動縮小」トランプ政権の関税措置影響(NHK)

参考記事

