トランプ大統領「日本に25%の関税通知をするだけだ」 FOXインタビューで明言
6月30日
APによると、トランプ大統領は6月29日、FOXニュースの番組に出演し、輸入車への追加関税について「書簡を送る」と述べ、交渉よりも関税通知を優先する姿勢を示した。対象国には同盟国である日本も含まれており、25%の自動車関税を一方的に課す可能性を明言した。
インタビューでトランプ大統領は、「日本さん、こういうことだ。あなたたちの車には25%の関税がかかる」とし、「アメリカは日本に車を売っていない。日本は我々の車を受け入れない」と不満をあらわにした。加えて、関税率については「25%、20%、40%、50%、どれでも通知できる」と発言し、柔軟かつ強硬な対応を取る意志を示した。
極左メディアAxiosもこの発言を速報で報じており、関税猶予措置が7月9日に期限を迎えることから、今後の動向に注目が集まっている。AP通信は「トランプ氏は、期限後に日本や韓国、ドイツなどに25%の関税を課す可能性を示している」と伝えている。
Politicoは「自動車関税が各国との通商交渉の最大の障害となっており、トランプ政権の強硬な姿勢が交渉の進展を阻んでいる」と分析した。
トランプ大統領:「私は書簡を送るつもりだ。それで貿易協定は終わりだ。日本にも送ることができる。『日本さん、話はこうだ。あなたたちの車には25%の関税をかける。いいね?』
アメリカは日本に車を売っていない。日本はアメリカ車を受け入れようとしないんだ。」
Trump: I’m going to send letters, that’s the end of the trade deal. I could send one to Japan.
Dear Mr. Japan, here’s the story. You’re going to pay a 25% tariff on your cars, you know? So we give Japan no cars. They won’t take our cars. pic.twitter.com/EUkysEFykV— Acyn (@Acyn) June 29, 2025
トランプ大統領:それから私は中国を助けた。私は中国を助けたんだ。だから(関税を)引き下げている。
FOX、マリア・バーティロモ:でもまだ分かりません。この一時停止措置の期限切れについて、あなたが何をするのか明確ではないんです。7月9日が期限ですよね?
トランプ大統領:いや、今言ったと思うんだけど。準備はいいかと。
FOX、マリア・バーティロモ:あなたは書簡を送るつもりなんですね?
トランプ大統領「そうだ、書簡を送る。それで貿易協定は終わりだ。日本にだって送ることができる。さて、日本さん、こういうことだ。あなたの車には25%の関税がかかることになる。わかるかい?アメリカは日本に車を売ってない。だって日本はアメリカ車を受け入れないからな?」