「75歳まで働くべき」発言に批判殺到
7月5日
7月4日、参院選の街頭演説で自民党の武見敬三前厚生労働大臣が「高齢者の定義を75歳に引き上げるべきだ」と発言し、波紋を呼んでいる。
武見氏は「これからは、私は高齢者の定義を変えるべきだと言っている。今は65歳が高齢者の定義だが、みんな元気になってきた。だから75歳に変えるべきだ」「75歳になるまで安心して仕事ができる職場環境を作り、所得をきちんと確保して、若い人たちの負担を減らしていくべきだ」と述べた。また、日本の健康寿命は世界でもトップであり、「男性73歳、女性75歳」だと強調した。
これに対し、藤江成光氏はSNS上で「健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間。つまり、普通に生活できる期間は、すべて労働させるという発想だ」と批判した。

ネット上では「年金を払いたくないから働けと言っているのか?」「75歳で仕事ができるのは寝てても給料がもらえる国会議員くらいだ」「先進国でここまで働かされるのは日本人だけ」「結局、自民党は“死ぬまで働け”ということか」など、怒りの声が殺到している。
年金制度の持続可能性や高齢者の就労促進が政策課題となる一方で、労働の強制と受け止められるような発言が社会の反発を招いている。武見氏の意図が「働きたい高齢者への支援」にあったとしても、広がる不信感を払拭するには至っていない。

武見敬三「健康寿命は、男が73歳、女が75歳」「高齢者の定義を65歳から75歳に変えるべき。75歳になるまで所得をきちんと確保して、若い人達の負担を減らしていく」
武見敬三 前厚生労働大臣
「健康寿命は、男が73歳、女が75歳」
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— 藤江成光@4月22日発売「おかしくないですか!?日本人・謎の大量死」 (@JINKOUZOUKA_jp) July 5, 2025
武見敬三「高齢者の定義を65歳から75歳に変えるべき。75歳になるまで所得をきちんと確保して、若い人達の負担を減らしていく」
武見敬三 前厚生労働大臣
「高齢者の定義を65歳から75歳に変えるべき。75歳になるまで所得をきちんと確保して、若い人達の負担を減らしていく」
皆さん、そんなに働きたいですか? https://t.co/CyDNoIEJ8B pic.twitter.com/0Hl6hwifNu
— 藤江成光@4月22日発売「おかしくないですか!?日本人・謎の大量死」 (@JINKOUZOUKA_jp) July 4, 2025
藤江成光氏のポストより

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