オバマ、独立記念日に「反米的メッセージ」 SNSで国民から非難の声殺到
7月6日
TGPによると、元大統領バラク・オバマは5日、アメリカ独立記念日にあたる金曜日、自身のXで投稿した内容が「反米的だ」として激しい批判を浴びている。
オバマは投稿の中で、「アメリカは誰の所有物でもなく、すべての市民のものである」とし、「我々人民(We the People)」「我々は乗り越える(We Shall Overcome)」「Yes We Can」などの言葉を例に挙げ、「最も力のある言葉は“我々(We)”である」と強調。さらに「民主主義の原則が脅かされている今こそ、民主主義を実質的かつ意味ある形で再構築すべきだ」と呼びかけた。
しかしこの発言に対し、保守派を中心に「建国記念日にふさわしくない」「また“民主主義”という言葉を使って左派思想を押し付けている」と猛反発が巻き起こった。

SNSでは次のような批判が噴出している:
• 「アメリカは“民主主義”として建国されたのではない。『共和国』として建国された」
• 「最も力強い言葉は“我々”ではなく、“自由”だ」
• 「独立記念日は英国からの独立を祝う日であり、説教じみた左派のプロパガンダに利用すべきではない」
• 「自由を奪う者は、まず言論の自由を制限しようとする。オバマ政権がまさにそれをやった」
さらに、オバマ政権下で行われた「報道の自由への侵害」が再び注目を集めている。
• オバマ政権は、過去すべての政権を合計した以上の内部告発者やリーク者をスパイ活動法で訴追。
• CIA関連の情報漏洩調査のために、AP記者20人以上の電話記録を秘密裏に入手。
• FOXニュースの記者ジェームズ・ローゼン氏の私用メールや通話記録を密かに取得。
• ホワイトハウスが報道機関への情報公開を制限し、広報主導で「統制」していたとの批判。
• 保守系団体へのIRS(内国歳入庁)による政治的監視も問題化。
国民の祝日である独立記念日に、建国の精神を軽視するような姿勢を見せたことで、オバマ氏の投稿は再び論争の的となっている。

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