有本香氏「中国との連携は筋違い」 対米関税交渉に“安全保障と同盟”の視点強調/NHK日曜討論
2025年7月13日放送のNHK「日曜討論」において、日本保守党の有本香事務総長は、米国による対日関税強化の問題について言及し、日米関係の本質と安全保障の観点から対応の方向性を示した。
有本氏はまず、「今回の関税問題は第一次トランプ政権の時代から継続しているものであり、アメリカは関税で世界に圧力をかけているように見えるが、真のターゲットは中国だ」と強調。続けて「中国との妥結があったとの意見もあるが、実際にはまだ交渉が続いており、合意には至っていない」と現状を説明した。
そのうえで、有本氏は「敵の敵と組むという理屈で中国と連携を図るのは、まったくの筋違いである」と断言。「日米は同盟関係にあり、安全保障の観点からも中国と組むという選択肢はない」と述べ、日本の立場を明確にした。

また、現在の米中対立の焦点が中国からの危険薬物(フェンタニル等)の流入にある点に触れ、「それが日本を経由して米国に入っている現実を踏まえ、日本としてもしっかりと対策を講じる必要がある」と主張。
さらに、米国がエネルギー資源の増産を図る中で、「日本がそれを前向きに購入するという姿勢を見せるなど、交渉材料を明確に持つべきだ」と提案した。
有本氏は「大切なのは、お互いの国を守るという前提に立って、同盟国として対話を築いていけるかどうか。すべてはそこに尽きる」と結び、単なる経済交渉にとどまらない国家戦略としての日米関係の在り方を提示した。

日本保守党・有本香事務総長「メインエネミーは中国。敵の敵と組むことはあり得ない」
日曜討論での有本無双。
よくぞ言って下さいました‼️日本保守党の有本香事務総長
「メインエネミーは中国」
「中国と安全保障を組む事は出来ない」#日本保守党 #百田尚樹 #有本香 #日曜討論 #有本無双 pic.twitter.com/2TgJrWXaMR— ちくわ@日本保守党応援 (@Far_right_jpn) July 13, 2025
(@Far_right_jpn)氏のポストより

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