岸田文雄氏は「外国人留学生は日本の宝」とし「2033年までに40万人」の目標を立てた/2023
7月28日
佐賀県伊万里市の住宅で発生した強盗殺人事件で、県警は27日、ベトナム国籍の技能実習生ダム・ズイ・カン容疑者(24)を強盗殺人と住居侵入の疑いで逮捕した。現場近くの寮からは血の付いたナイフが押収され、容疑者は「何も話したくない」と供述している。
この凄惨な事件に関連し、岸田文雄首相(当時)の政策に批判の声が上がっている。岸田はかつて「外国人留学生は日本の宝」と発言し、2033年までに留学生40万人受け入れの目標を掲げた。また「新しい資本主義」の実現のため、人への投資を強調し、外国人材の活用を推進してきた。
実際、技能実習生の数は年々増加しており、令和5年には35万8千人に達し、過去10年で2.3倍に膨れ上がった。その過半数を占めるのがベトナム人で、18万5千人に上る。しかし、失踪者も急増し、令和4年の1年間で約6千人が行方不明となり、失踪者全体の約3分の2をベトナム人が占めた。
今回の事件を受け、SNSでは「これが日本の宝なのか」「留学生・実習生政策の見直しを」といった厳しい意見が相次ぎ、外国人労働者政策の根本的な再検討を求める声が強まっている。
以下ソース👇

日本の大学は少子化による経営悪化を背景に、外国人留学生の受け入れを拡大してきた。東京福祉大学では就労目的の貧困国出身者(ネパール、ベトナム、スリランカ)を多数受け入れ、コンビニなどで過剰労働する例が相次ぎ、所在不明者も多数発生した。
一方、最近は裕福な中国人が増え、出席率の確保に別の課題を抱えている。宝塚医療大学も同様に、経営安定のために留学生受け入れを推進している。「外国人留学生は日本の宝」そう訴えた岸田文雄首相は、9年後の「2033年までに40万人」の目標を立てた(産経新聞)2024/1/2

岸田文雄は「新しい資本主義のために外国人留学生を増やす」と宣言した
政府の「教育未来創造会議」が開かれ、人への投資を強化する一環として、10年後までに、外国人留学生の受け入れを年間40万人に、海外に留学する日本人学生を年間50万人にすることを目指す、新たな計画の案が示されました。
人への投資を強化する一環として、年間30万人の外国人留学生の受け入れを目指す「留学生30万人計画」を抜本的に見直し、10年後までに、外国人留学生の受け入れを年間40万人に増やすことを目指すとしています。
岸田総理大臣は「新しい資本主義を実現するためには、人への投資を一層進めることが重要だ。(NHK)2023年3月17日

失踪留学生の2/3はベトナム人
有識者会議では、こうした職場環境について「人権侵害の疑い」とも指摘したが、技能実習生そのものは年々増えている。出入国在留管理庁によると令和5年は35万8千人で中規模都市の人口に匹敵する。過去10年で2・3倍となった。
このうちベトナム人は18万5千人にのぼり1カ国で全体の過半数を占める。必然的に失踪者も増え、令和4年の1年間で約6千人、失踪者全体の3分の2となった。(産経新聞)2024/1/3

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