石破政権大敗北 韓国は関税同率で日本より少ない投資額3500億ドルで合意 日本の1対9利益配分は明記されず
7月31日
Axiox、Investopedia、ロイターによると、2025年7月30日、トランプ大統領は韓国との新たな通商協定を発表し、韓国製品に対する米国の輸入関税を一律15%とすることで合意したと明らかにした。
韓国側はこれに応じ、米国内インフラおよび製造業への3500億ドル規模の投資、加えて1000億ドル相当の米国産エネルギー製品の購入を約束したという。また、本協定には自動車や農産物を含む主要分野において、米国製品の韓国市場への全面的なアクセスが保証される内容が盛り込まれている。
この協定はすでに締結された日本およびEUとの枠組みと類似しており、米国からの輸出品に対しては無関税とする相互主義の原則に基づいている。トランプ大統領は、8月1日までに米国との通商合意に至らなかった国には最大25%の関税を発動すると警告しており、韓国はこの「通商合意期限」直前での合意により高関税の適用を回避した格好である。

韓国の条件は日本より有利である可能性が高い。トランプ大統領が韓国と合意した通商協定では、韓国からの投資額は3500億ドルとされ、日本の最大5500億ドル)に比べて少ないが、内容面では韓国のほうが実質的に優遇されている。
日本は投資の大半を政府系金融機関による融資や融資保証で構成しており、リスクは日本側が全面的に背負う形となっている。しかも、日本側の出資比率は1〜2%にとどまり、利益配分も1(日本):9(米国)という極端な内容を容認している。
米国からの輸入品に対する関税率は日韓ともに15%であるが、日本はこの巨額投資にもかかわらず、関税優遇や市場開放などの見返りが不透明である。

トランプ大統領、韓国との関税合意を発表
アメリカ合衆国は大韓民国との間で完全かつ包括的な通商協定に合意したことを発表できることを嬉しく思う。この協定により、韓国は米国に対し3,500億ドルの投資を行うことになっており、この資金はアメリカが所有・管理し、私自身(大統領)が選定するプロジェクトに使われる。
さらに韓国は、1,000億ドル分のLNG(液化天然ガス)または他のエネルギー製品を購入することに合意した。加えて、韓国は自国の投資目的で多額の資金を投じることにも合意しており、この金額の詳細は今後2週間以内に、韓国のイ・ジェミョン大統領がホワイトハウスを訪れ、二国間会談を行う際に発表される予定である。
私は新大統領の選挙勝利を祝福したいと思う。また、韓国が米国との貿易に完全にオープンとなり、自動車やトラック、農産物などの米国製品を全面的に受け入れることにも合意された。
両国は、韓国からの輸入品に対し15%の関税を適用することに合意した。米国から韓国への輸出品には関税はかからない。

ネットの声
丸損の日本
— 🎌ヨッシー ···“吉宗”ソラ🌸F.C. No.63🌸 (@gu9LxPUNPS3kMy9) July 30, 2025
「韓国も交渉頑張ったんだね」じゃなくて「交渉しなくても何とかなったんじゃねえか」になっちゃうのが世知辛いわね
— とりにく (@chicken_cocock) July 30, 2025
何もしなくても15%になったんじゃないの?石破さんよ
— lupin (@lupin3987654321) July 30, 2025
参考記事

