トランプ大統領、ロシア共謀デマ主導のオバマに対し、議会は「何か行動すべき」と明言
2025年7月30日
トランプ大統領は29日、ロシア共謀疑惑が虚偽であったことをオバマ前大統領が2016年当時すでに把握していたとする機密文書の公開を受け、オバマに対する責任追及について「何か行動を起こすべきだ」と語った。ただし、議会による弾劾には慎重な姿勢を示した。
この日、大統領はホワイトハウス帰還後、記者団に短く応じた。The Gateway Pundit記者から「オバマ前大統領を弾劾すべきか」と問われると、「弾劾とは言えない。彼はすでに退任しているからだ。しかし彼らが犯した過ちを認識する必要があるし、それが二度と起こってはならない。何か行動を起こすべきだ」と述べた。
これは、国家情報長官トゥルシー・ギャバード氏が2025年7月に機密解除した大統領ブリーフィングにおいて、オバマ前大統領が「トランプ=ロシア共謀説」が虚構であると知りながら、それを黙認していたことが明らかになったことを受けた発言である。

トランプ大統領は先週の記者会見でも、オバマ、ヒラリー・クリントン、ジョー・バイデン、ジェームズ・クラッパー、ジェームズ・コミーらを「ギャングの首謀者」と断じ、「反逆行為」に対して「極めて厳しい処罰」が必要だと糾弾していた。
また同氏は、「彼(オバマ)は犯罪行為を行ったのは間違いない。だが彼には免責特権がある」と述べたうえで、連邦最高裁が大統領の公的行為に対する訴追を免除する判断を下したことについて、「オバマは私に大きな借りがある」と皮肉を込めて語っていた。
一部の法律専門家は、退任後の大統領に対しても弾劾決議を行うことで訴追の道を開くべきだと主張しているが、トランプ大統領は現時点では弾劾には消極的な姿勢を維持しつつも、「歴史的な過ちを見過ごすべきではない」と強調した。


タオ記者「大統領、スコットランド訪問中のイギリスでの成果についてどうお考えですか?新たな貿易協定、それともイギリス指導者との会談でしょうか?」
トランプ「貿易協定は素晴らしいものだ。アメリカを非常に豊かにしている。我々の国はとてもとても豊かになっている。誰かがやるべきことを、ようやくやっているだけだ。」
コンラッドソン記者「大統領、議会はバラク・オバマに対する弾劾手続きを開始すべきだとお考えですか?」
トランプ「弾劾とは言えない。彼はすでに退任しているからだ。でも、何か行動を起こすべきだ。彼らが犯した過ちを認識しなければならないし、それが二度と繰り返されてはならない。」
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