トランプ大統領「君のような狂人と戦っていたからだよ」 左派記者の「なぜ1期目に関税を課さなかったのか」の質問に
Bloombergによると、トランプ大統領が国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づいて各国・地域に上乗せ関税などを発表したことについて、連邦高裁で31日、その権限を巡る口頭弁論が開かれた。
11人の判事が順番に米司法省高官に審問したのは、トランプ大統領が主張するように、恒常的な貿易赤字が法律が言及する国家の緊急事態に該当するかという点だ。
トランプ大統領はこれを根拠に議会に承認を求めなくても、関税を課すことができるとしている。31日の口頭弁論は2時間ほど続いたが、判断には至らなかった。他のトランプ政権の政策と同様、最終的に最高裁に持ち込まれる可能性が高い。
記者:「なぜ1期目にこの法律(IEEPA)を発動しなかったのですか?」
トランプ大統領:「初任期では、君のような狂った奴らと戦っていたからだ。」
REPORTER: “Why didn’t you invoke this law in your first term?”
TRUMP: “Because in my first term I was fighting lunatics like you.” pic.twitter.com/QFfkoKzKJF
— Townhall.com (@townhallcom) July 31, 2025
記者:あなたがその決断を下そうとしている根拠は、1977年の法律に基づいていますよね。この法律はこれまで一度も使われたことがありません。なぜあなたはこれを使わなかったのですか?
トランプ大統領:我々はずっと勝ち続けてきた。
記者:なぜ1期目にその法律を使わなかったのか、それだけを聞きたいのです。1期目に何十億ドルもの収入を得ることもできたはずですが、なぜ2期目まで待ったのですか?
トランプ大統領:それは、1期目は君みたいな狂った連中と戦っていたからだよ。正当に選ばれた大統領に対して、不正で不適切なことをやろうとしていた。それでも我々は1期目に関税を導入したんだ。