その一杯が肝臓を壊す!医師が警告する「飲んではいけない6つの飲み物」とは?
私たちの肝臓は、体内の「解毒マシン」として日々働いている。しかし、知らず知らずのうちに、私たちはその大切な肝臓に大きな負担をかけているかもしれない。アメリカの健康指導者であるエリック・バーグ医師(Dr. Eric Berg)は、「飲むたびに肝臓を傷つける飲み物」が存在すると警鐘を鳴らしている。
■肝臓に最も悪い6つの飲み物
1. ダイエットソーダ
一見すると「ゼロカロリー」で健康的に思えるかもしれないが、実際には人工甘味料が腸内細菌(マイクロバイオーム)を破壊し、それが肝臓への悪影響につながる。バーグ医師は「通常のソーダよりも悪質である」と指摘している。
2. 市販のフルーツパンチ
果汁は5%以下であり、残りは果糖ブドウ糖液糖(HFCS)、人工着色料、保存料で構成されている。いわば“液体キャンディ”と呼べる飲料であり、糖と化学物質の組み合わせが肝臓に大きなダメージを与える。

3. 加糖ティー(スイートティー)
多くの製品には本物の砂糖ではなく果糖シロップが使用されており、さらに香料や着色料も含まれている。これらの成分を処理する負担がすべて肝臓にかかる。
4. ミックスカクテル(マルガリータなど)
アルコールと砂糖の組み合わせは、肝臓にとって最悪の組み合わせである。アルコール処理だけでも負担が大きい中、さらに糖が加わることで肝機能が著しく圧迫される。
5. エナジードリンク
一時的に血糖値を上昇させるものの、その後急激に低下し、結果としてさらなる疲労を引き起こす。バーグ医師はこれを「疲労ドリンク」と揶揄している。
6. フレーバー付きコーヒー
カフェイン、砂糖、人工香料、防腐剤などが含まれ、1杯あたり50グラム以上の砂糖を含むこともある。肝臓にとっては、まさに化学物質の嵐といえる。
これらの飲み物は極力避け、以下のような“肝臓にやさしい飲み物”に切り替えることが推奨される。
• ミルクシスルティー(マリアアザミ茶)• リンゴ酢+レモン水• ボーンブロス(骨スープ)• オーガニック無糖コーヒー• 緑茶(EGCGが豊富)• ビーツジュース• ターメリック入りドリンク

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、ダメージが進行しても自覚症状が出にくいのが特徴である。しかし、日々の飲み物を見直すだけでも、肝臓への負担は大きく軽減できる。健康維持のためにも、日常的な飲料選びに注意を払うことが重要である。
It gets worse…
• Cocktails (like margaritas) combine alcohol + sugar = liver overload.
• Energy drinks spike and crash your blood sugar.
• Flavored coffee can pack 50 g of sugar + chemicals in one cup.This is how fatty liver builds silently. pic.twitter.com/yhddmNBe3m
— Dr. Eric Berg (@dr_ericberg) August 2, 2025

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