石破政権、またも惨敗! トランプ大統領、今度は半導体に「米国で生産しない限り関税100%を課す」日本にも甚大な影響
AP、ロイター、Bloombergによると、トランプ米大統領は6日、米国に輸入される半導体に約100%の関税を課すと表明した。輸入される全ての半導体に適用されるが、米国内での生産を約束した企業には適用されないとした。
「米国に輸入される全ての半導体やチップに100%の関税を課す。しかし、米国で生産を約束している場合、あるいは多くの企業がそうであるように、米国で生産中の場合、関税は課されない」「もし何らかの理由で、生産すると言っておきながら実際にはしなかった場合、さかのぼって計算し、後日請求することになる」と述べた。
産経新聞によれば、実際に100%の関税が適用されれば、世界有数のメーカーを持つ台湾に加え、関連産業を抱える日本などにも影響が及ぶ公算が大きい。

トランプ大統領が輸入されるチップと半導体に100%の関税を課すと発表
「アメリカで建設することを約束した、または建設中の企業は多くあり、そういった場合は関税がかからない。」「しかし、何らかの理由で建設すると言っておきながら建設しなかった場合、過去に遡って計算し、累積したものを後日請求する。」
🚨 BREAKING: President Trump just announced he will be putting a 100% tariff on chips & semiconductors being imported
“Companies like Apple are COMING HOME!”
“If you have made a commitment to build or are in the process of building [in USA], as many are, there is no tariff.”… pic.twitter.com/7OubWJMlRd
— Nick Sortor (@nicksortor) August 6, 2025

トランプ大統領:アップルのような企業は、今アメリカに戻りつつあり、すべての企業が帰還し始めている。我々は彼らを歓迎し、戻ってくることを望んでいる。我々はそうした企業を厚遇するつもりである。一方で、チップおよび半導体には非常に高い関税を課す予定である。
しかしながら、アップルのようにアメリカ国内で生産している、もしくは確実に国内での生産を約束している企業に対しては、一切の課税を行わない。つまり、アメリカ国内で製造を行っている、あるいは建設に着手している企業には関税を課さないということである。この方針を受け、多くの企業が他国から撤退し、アメリカ国内に拠点を移しつつある。
改めて述べるが、アメリカに輸入されるすべてのチップおよび半導体には、おおむね100%の関税を課す方針である。しかし、アメリカ国内での製造にコミットしている、あるいは建設中である企業にはこの関税は適用されない。たとえまだ生産や大規模な雇用創出が始まっていなくとも、建設中であれば免除対象とする。

この点は極めて重要であり、会議の中でもこの具体的な部分には触れていなかった。概念としての議論はあったが、詳細には至らなかったため、改めて明言しておく。
100%の関税はアメリカへのすべてのチップ・半導体製品に適用されるが、国内生産を約束した企業には課されない。
仮に企業が「建設する」と約束しながら実行しなかった場合には、後日関税を遡って請求する。未払い分は積算のうえ、まとめて課す。それは確実に実施される保証である。
この発表は非常に重要であり、半導体関連企業は皆アメリカに帰還しつつある。事実、すべての企業が戻ってきている。もともとはインテルから始まったが、同社は厳しい状況に追い込まれ、最終的に台湾をはじめとする他国に移転していった。しかし現在では、多くの企業が非常に迅速にアメリカへの回帰を進めている。

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