自民総裁選前倒し要求は選管委員長のもとで議論へ…両院議員総会で石破首相辞任論と続投論交錯の中
8月8日
FNNによると、自民党は8日、参院選敗北の総括と今後の党運営を議論する両院議員総会を開催した。石破首相の退陣と総裁選前倒しを求める意見が相次いだが、擁護意見もあり、前倒しの是非は逢沢一郎総裁選挙管理委員長の下で判断する方針を確認した。
動議は提出されず、党則に基づき対応することで一致した。石破首相は冒頭、米国との関税交渉合意の実行に全力を尽くす考えと続投意欲を表明し、参院選敗北への謝罪と支援者への感謝を述べた。

「ほぼ全員の方々の拍手で、賛成多数で総裁選の前倒しの検討を総裁選管理委員会に送るということになった。委員長は、逢沢選管委員長から申し送りを受けたので、党則に則って意見集約を考える。総裁選が行われるということになったということだ。
【速報】総裁選前倒しに向け、総裁選管理委員会に申し送り決定‼️
西田さん
「ほぼ全員の方々の拍手で、賛成多数で総裁選の前倒しの検討を総裁選管理委員会に申し送るということに」 pic.twitter.com/XLe7sTflwA— ドンマイおじさん (@don_mai_don_mai) August 8, 2025
(@don_mai_don_mai) 氏のポストより

両院議員総会が終わりました。
総裁選をやるべしとの意見が多く、今後は、党則に基づいた形で、総裁選開催に向けた手続き(党則6条4項)に入ることになりました。
これから、各都道府県連を含めて、総裁選開催の賛否を問うことになります。
総裁選実施に向けて、前進です。 https://t.co/m3jB50GVSZ— 佐々木はじめ (衆議院議員/石川2区) (@hajime24331) August 8, 2025
【自民党 #両議員総会 】
約2時間で終了。「総裁選管理委員会が、党則第6条4項に基づく、総裁選前倒しについて、衆参両院議員と47都道府県連の意向確認すること」を決定。その過半数により、総裁選前倒しが決定される。今後は総裁選管理委員会が主導する
#両院議員総会— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) August 8, 2025
本日の自民党議員総会は、有村会長の議事進行により、総裁選前倒しについての党則6条の4、5に則り、総裁選挙管理委員会に対して、党所属の国会議員及び都道府県連代表各3名の総数の過半数の要求があるかどうか、の確認等を委ねる事が、賛成多数で決定。
— 片山さつき (@satsukikatayama) August 8, 2025
参考記事


(画像:NHK)