妊婦や子供も容赦なく惨殺 日本人が忘れてはならない「通州事件」ー背後にコミンテルや中共などが暗躍
8月15日
昭和12年(1937)7月29日、北京近郊の通州で日本の民間人225人(朝鮮人111人含む)が猟奇的かつ凄惨な方法で虐殺される通州事件が発生した。事件は戦後日本でほとんど語られず、半ばタブー視されてきた。現在、当時城壁に囲まれていた街の面影はなく、唐代建造とされる仏舎利塔のみが残っている。
なぜこの事件が発生したのか、その理由について様々な説が出た。事件の数日前、実行犯である通州保安隊を日本の爆撃機が誤って誤爆したことや、日本のアヘン販売に対する報復など。しかし、当時、活発に活動していたコミンテルンや中国共産党など共産主義者の暗躍があったことはあまり知られていない(epochtimes)
なぜ通州事件で中国人保安隊が日本人を襲撃し、非常に残虐な殺し方をしたのだろうか。そこには中国共産党の暗躍が見られる
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田母神俊雄氏、通州事件の惨劇を告発 「南京大虐殺は証拠なし、通州事件は歴然たる事実」ー戦後左派史観が覆い隠す日本人虐殺の真実
平成22年2月、元航空幕僚長の田母神俊雄氏は、日本会議主催の講演会で、昭和12年7月29日に発生した「通州事件」について詳細に語り、日本人居留民が中国人部隊によって210名以上も惨殺された事実を明らかにした。田母神氏は、この事件が社会科教科書でほとんど教えられず、日本人の多くが存在すら知らされていない現状を「戦後史観の歪み」として強く批判した。
事件が起きたのは、北京の東約20キロに位置する通州。当時の中国人部隊は、日本と満州国の一般市民を相手に、常軌を逸した残虐行為を行った。目をくり抜き、鼻や耳を削ぎ落とし、喉を切り裂き、内臓をえぐり出す。男性は男性器を切り取られ、女性は乳房を切り落とされ、陰部に棒を突き立てられて殺害された。田母神氏は「これは大規模なテロであり、日本史から意図的に消された重大事件だ」と断言した。

さらに田母神氏は、国際的に大きく喧伝される「南京大虐殺」との対比に言及した。南京事件については、膨大な証拠とされる写真や証言の中に捏造や誇張が多く含まれ、物的証拠は乏しいことが指摘されている。一方、通州事件は、日本側の記録や生存者の証言、現場の遺体写真、当時の報道など、揺るぎない証拠が多数存在する。それにもかかわらず、戦後の歴史教育やメディアは南京事件を“日本の加害”の象徴として大きく扱い、通州事件のような「日本人が被害者となった史実」を徹底的に黙殺してきた。
田母神氏は「これほどの残虐な虐殺を受けながらも、日本政府は当時、中国(支那)との全面戦争を避けようと努力していた」と述べ、戦後左派史観が描く“日本は一方的な侵略国家”という構図がいかに偏向しているかを指摘。通州事件を歴史から消し去った背景には、日本を永遠に加害者として縛り続けたい勢力の意図があると強調した(ソース:Nipponkaigijouhoku)

通州事件は、日本人への重大な人権侵害であり、国際法にも明確に反する蛮行である。南京大虐殺のように物証の乏しい事例をことさら拡大し、通州事件のような事実を闇に葬る――この不公平な歴史の扱いこそ、戦後日本を自虐と謝罪に縛りつけてきた最大の原因である。今こそ、歴史の真実を取り戻し、日本人自身が誇りと尊厳を回復すべき時である。

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