中国製炊飯鍋、内釜のテフロン塗膜が膨張 ネットで安全性に批判殺到
8月18日
Xユーザーの「daihonyaku」氏が投稿した動画が話題となっている。動画では、中国製とされる炊飯鍋でトウモロコシを茹でている最中、内釜のテフロン塗膜が内側に大きく膨れ上がり、鍋の容積の3分の1近くを占める様子が映し出されていた。投稿によれば、中国から日本への炊飯鍋の輸出は年間で数百万台規模に上るとされ、利用者の多さを踏まえれば深刻な問題となりかねない。
動画を目にしたネットユーザーからは強い懸念の声が相次いだ。「口に入る物を調理する器具で、こんな風船のように膨れるなんて異常」「絶対に食品にも溶け出しているはず」「使ってはならない物」といった声が並び、「気持ち悪い」「全てがチャイナクオリティ」といった表現で中国製品の品質を断じるコメントも多く寄せられた。

一方で、日常生活での対応を示す意見も目立つ。「怖いのでフライパンは鉄、鍋はステンレス製を使い、中国製は完全に排除している」といった声や、「食材が直接触れるものに中国製を使うのは蛮勇に近い」と強い警告を発する意見もあった。また、「テフロン加工ってこんなものなのか?」「不買運動を始めるべきだ」と訴えるユーザーもおり、消費者の間で安全性への不信が急速に広がっている。
さらに、「中国では太陽光パネルやEV車の塗膜も高温で膨張する映像が多数出回っている」と指摘する声や、「中国人自身が日本に来て日本製炊飯器を買っていく」という皮肉も投稿されている。こうした背景から、今回の騒動は単なる一製品の問題にとどまらず、「安かろう悪かろう」と揶揄される中国製品全般への不信と結びつき、改めて安全基準や消費者保護の在り方を問う事態となっている。

画像の日本語訳:前の動画で多くの人がこれをビニール袋だと勘違いしたが、実際は鍋の中で膨れ上がった大きなふくらみである。塗膜なのかどうかは分からない
中国製の炊飯鍋の内釜に施されたテフロン塗膜が、蒸し煮の過程で膨れ上がることがあります。
推計によれば、中国から日本への炊飯鍋の輸出は年間で数百万台にのぼります。 pic.twitter.com/h6MOsU9TX7— 大翻訳運動 (@daihonyaku) August 17, 2025

参考記事

