メローニ首相の記者会見(動画)
メローニ首相「ワシントンでの私の記者会見」
Il mio punto stampa di poco fa a Washington. pic.twitter.com/giBwRiVta0
— Giorgia Meloni (@GiorgiaMeloni) August 18, 2025
「第5条をなぞるようなモデルに関して、今日こそ一歩を定める日になるのでは?」
―― そうですね、まず私は今日という日が重要だと思います。3年半もの間、ロシアは対話の兆しを一切見せず、キーウの降伏を要求してきました。しかしようやく今日、対話の糸口が開きつつあるのです。
なぜかといえば、戦場での膠着状態があるからです。その膠着は、ウクライナ人の勇気によって、そしてこの数年間、侵略された国家に対して西側が一体となって支援してきたからこそ築かれたものです。私たちはそのことを忘れてはなりません。そして西側の団結こそが、平和を築き、正義を保証するための手段でもあるのです。
もちろんイタリアも、過去3年半ずっとそうであったように、今もそこにいます。我々はウクライナの側に立ち、米国大統領の平和への努力を支持し、外交的提案を行うために呼ばれてきました。安全保障の保証についても、出発点となったのはイタリアの提案でした。それは、ワシントン条約の第5条、すなわちNATOの枠組みに着想を得た実効的な安全保障の仕組みを構築する、というものです。
これについては、さらに積み上げていかなければなりません。今日の取り組みはその意味で重要なものになると思います。戦争を止め、平和を築くという課題には、容易な解決策はありません。しかし私は、平和と正義、そして我々の国々の安全を保障するために、可能なあらゆる解決策を探らなければならないと考えています。イタリアはこれまで数カ月にわたって示してきたように、あらゆる発想と提案を提供していきます。