グラス米大使、フェンタニル撲滅へ「日本との連携不可欠」 石破政権に批判殺到
ジョージ・グラス駐日米国大使は8月22日、Xにおいて「蔓延するフェンタニルの脅威を食い止め、そこから利益を得る犯罪ネットワークを壊滅させる。それには国際的な取り組みと協力が欠かせないことが改めて明らかになった。当然ながら、日本側パートナーとの連携も不可欠だ」と投稿した。
この発言は、米麻薬取締局(DEA)が、中国の犯罪組織が名古屋市に拠点を設け、米国へ合成麻薬「フェンタニル」の原料を密輸していた問題を本格捜査に乗り出した件と関係している。大使の声明は、日本政府に対し事態を重く受け止め、協力体制を強化せよとの強いメッセージとも受け止められている。
ネット上では「日本が麻薬の中継地になっているのは悲しい」「麻薬で苦しむ人がいなくなってほしい」との声の一方で、石破政権への批判が相次いだ。
「日本政府は中国が嫌がることは絶対にしない。人命より中国のご機嫌を優先している」「犯罪の片棒を担ぐ政治家連中には鉄拳制裁を下すべきだ」といった厳しい意見が飛び交い、さらに「石破政権は親中・媚中すぎる。総辞職して、米国と協力的に向き合えるまともな政権が必要だ」との政権退陣を求める声も多い。
中には「グラス大使からもガツンと言ってほしい。中国相手になるとすぐ忖度する政治家が多すぎる」との意見もあり、米国側の強硬な姿勢に期待する声が広がっている。
石破内閣が中国との関係を優先する姿勢を見せる中、米大使の発信は日米関係の新たな緊張要因となる可能性もある。ネット世論の厳しい視線は今後も石破政権に突きつけられている。
蔓延するフェンタニルの脅威を食い止め、そこから利益を得る犯罪ネットワークを壊滅させる。それには国際的な取り組みと協力が欠かせないことが、改めて明らかになった。当然ながら、日本側パートナーとの連携も不可欠だ。 https://t.co/UDvzJQcOP1
— ジョージ・グラス駐日米国大使 (@USAmbJapan) August 22, 2025