ルビオ国務長官、商用トラック運転手向け外国人就労ビザの発給を即時停止
8月21日
発端の出来事はこれ👇
・不法移民のトラック運転手、違法Uターンで3人を死亡させる/不法移民と免許を与えたCA州へ批判殺到
Floridapolitics、Indeiatimesによると、8月18日フロリダ州ターンパイクで発生した悲惨な交通事故をめぐり、運転手の正体が全米で波紋を広げている。報道によれば、事故を起こしたのは不法滞在中の移民でありながら、カリフォルニア州当局から商業運転免許(CDL)を取得していた人物だった。
事故はフロリダ州セントルーシー郡で発生した。大型トレーラーが「公用車両のみ使用可能」とされる分離帯のUターン区間で違法に転回を試みた際、直進してきたミニバンが避けきれずに衝突し、乗っていた3人が死亡した。現場は交通量の多い高速道路区間であり、本来一般車両が使用してはならない場所での危険な運転が惨事を招いた。
地元当局は運転手を逮捕し、身元を不法移民のハルジンダー・シン容疑者と特定した。シン容疑者はアメリカに合法的な滞在資格を持たず、にもかかわらずカリフォルニア州から商業運転免許を取得していたことが確認された。この事実は移民管理制度や運転免許の審査体制に重大な欠陥があることを示しているとして、大きな批判が噴出している。

ルビオ国務長官、商用トラック運転手向けの就労ビザを即時停止
Politico、Reuters、Axiosなど複数メディアによると、米国のマルコ・ルビオ国務長官は8月21日、商用トラック運転手向けの就労ビザ発給を即時停止すると発表した。ルビオ氏は声明で「米国の道路で大型トレーラーを運転する外国人ドライバーの増加は、米国人の命を危険にさらし、米国人トラック運転手の生活を脅かしている」と強調し、国民の安全と雇用保護の観点から今回の決定を正当化した。
今回の措置は、移民政策における強硬路線の一環とみられる。ルビオ氏は、外国人労働者による米国の物流産業への参入が進むことで、労働条件の悪化や賃金低下を招いていると主張。

特に商用トラック業界では、外国人運転手の増加が交通安全上のリスクを高めているとの懸念が背景にある。実際、近年の一部事故では運転経験の浅い外国人ドライバーが関与しており、これが世論の不安を強めてきた。
トランプ政権下での今回の判断は、労働市場の保護を最優先に据えたものであり、国内のトラック運転手団体や保守層からは支持を集める見込みである。一方で、全米の物流業界は人手不足に直面しており、ビザ発給停止が供給網に新たな混乱を招く可能性も指摘されている。
ルビオ氏は「米国人労働者の権利と安全を守ることが第一だ」と述べ、政策の方向性を改めて明確化した。今回の措置は今後の移民労働政策の試金石となり、米国内外で大きな議論を呼ぶことは必至である。

マルコ・ルビオ国務長官「即時発効で、商用トラック運転手向けの就労ビザの発給をすべて停止する。米国の道路で大型トレーラーを運転する外国人ドライバーの増加は、米国人の命を危険にさらし、米国人トラック運転手の生活を脅かしている」
Effective immediately we are pausing all issuance of worker visas for commercial truck drivers.
The increasing number of foreign drivers operating large tractor-trailer trucks on U.S. roads is endangering American lives and undercutting the livelihoods of American truckers.
— Secretary Marco Rubio (@SecRubio) August 21, 2025
石破政権政は7月15日、外国人の犯罪や迷惑行為などの問題に対処する「外国人との秩序ある共生社会推進室」を内閣官房に新たに設置したが、ひと月半経過した今日まで全く進展はない。ルビオ国務長官の迅速な対応とは比べるべくもないが、グズ、ノロマ、無能を露呈している。
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