ヨーロッパで急増する性犯罪報告数 イアン・マイルズ・チョン氏とイーロン・マスク氏が警鐘、日本への教訓は何か
8月26日
保守系論客のイアン・マイルズ・チョン氏がXに投稿した統計データが波紋を呼んでいる。彼の投稿によれば、2000年から2023年の23年間で欧州主要国における性犯罪報告件数は劇的に増加した。イングランドおよびウェールズでは8,593件から68,109件へと約8倍に膨れ上がり、ドイツは8,133件から39,029件、フランスは7,500件から42,400件へと増加した。一方、ポーランドではむしろ2,399件から1,127件へと減少している。
この統計は「なぜ同じ欧州でも国ごとにこれほどの差が生じているのか」という疑問を投げかける。イギリス、ドイツ、フランスでは多文化主義や移民政策の拡大が進み、移民流入に伴う治安悪化や性犯罪の増加が度々問題視されてきた。対照的に、移民受け入れに慎重なポーランドでは件数が減少している事実が統計上も鮮明に現れている。

この投稿を引用したのがイーロン・マスク氏である。マスク氏は「なぜ彼らはヨーロッパのレイプを許しているのか?」と強烈な一文を添えた。単なる犯罪統計の問題ではなく、移民政策を放置し、結果的にヨーロッパの安全と文化を破壊しているのではないか、という根源的な問いかけである。イアン氏は数字の変化そのものを提示し「23年間で何が起きたのか」と問題提起し、マスク氏はそれを政策責任に直結させ警鐘を鳴らした。両者に共通しているのは「欧州の治安崩壊を招いた原因は政治の判断にある」という視点である。
そしてこの問題は、いま外国人受け入れ政策を拡大しようとしている日本にとっても他人事ではない。石破政権はアフリカ諸国との「ホームタウン構想」や、インドからの労働者5万人受け入れを掲げている。しかし、欧州の現実が示すように、拙速な移民拡大は治安悪化や文化摩擦、さらには社会全体の秩序崩壊につながりかねない。特に女性や子供の安全は深刻に脅かされる可能性がある。
統計の背景には届け出制度や被害者支援の拡大といった要因もあるとはいえ、国ごとの差異や移民受け入れ状況を考慮すれば、単なる数字上の増加で片付けられる問題ではない。日本は欧州の「失敗の教訓」から学び、短期的な労働力不足解消のために治安や文化の安定を犠牲にすべきではない。

Why are they allowing the rape of Europe? https://t.co/IJnBFMx2mD
— Elon Musk (@elonmusk) August 25, 2025

参考記事

